第591号『言葉が先にたどり着く』

【連続するアーチが美しい】
【連続するアーチが美しい】

正午、今年もまた先着順でインターネットでの受付が開始された。
来年も出場すると決め、申し込んだ。

ドキドキする。
その日、スタートラインに立つ自分を想像する。
そして、2015年5月17日(日)開催の「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」
を歓喜に包まれゴールする自分の姿を思い浮かべた。

すべては、結果から始める。
具体的な到達目標があるときには、それを実現するために、ボクはこの方法
を採用することが多い。
もう少し詳細に話そう。

紙に、タテ・ヨコ9センチの正方形を描く。
次に、3センチ間隔でタテに2本、ヨコに2本の直線を引く。
すると、9個の枡目ができる。
まずは、枡目の真ん中に達成したい目標と日付を書く。
例えば、2015年5月17日(日)開催の「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」
を歓喜に包まれ完走した。と過去形で。
後は、この事実を成し遂げるための逆算をしていく。

つまり、その回りを囲む8つの枡目に目標を達成するための要素を埋めていく。
内容は、あくまで主観的なものであってよい。

例えば、新しいシューズを12月中に購入。
例えば、自転車のパーツを2月までに取り替える。
例えば、1キロ、5分10秒で走る走力を獲得のため6ヶ月間 週2回のトレーニング。
例えば、スイム6ヶ月間 週2回のインターバルトレーニング。
例えばバイク6ヶ月間 週1回のローラー台でのトレーニング。

こうした事柄を、8つの枡目にすべて埋める。
あとは、ひたすらそれを1つずつ実行する。
しかし、全てを完璧にできるはずはない。
飲み会があり、出張もある。
それでも日々の生活の中で、目標の70~80%くらいを維持できるよう最善の努力
をする。

見たい風景には言葉が先にたどり着く。

来年5月17日、歓喜に包まれゴールするボクの姿がはっきりと見えてきた。

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