【咲花】
ファンサイトのメンバーは現在7名。
構成は営業3名・制作チーム3名・経理1名。
全メンバーが月曜日の朝、横浜のアトリエに集まる。
この集まりを、ボクらは「ファン・ミーティング」と呼んでいる。
ここで、一週間の作業や連絡事項の確認を行う。
全員が集まるのは、この1回のみ。
後は各自、やるべきことを、それぞれの役割に沿ってしっかりとやりきる。
自宅で作業するも、会社でやるも、仕事を滞りなく完成させさえすれば、働く場所も時間も問
わない。
言うまでもなく、仕事の仲間は部活動のような仲良しクラブのそれとは違う。
もちろん、組織としてコミュニケーションを円滑にし、気持ちのよい挨拶をかわすことも必須
である。
信頼関係なく、なにかを成し遂げることができないことも自明の理。
しかし、和気あいあいと、気のおけない友だちのような関係である必要はない。
仕事とは、徹頭徹尾、個人的な作業の積み重ねである。
つまり、みんなでやるということの本質的な意味は、自立した個々の力が集まるということな
のだ。
心地よく結果を出す働き方とは、個人としての責任を果たし、対価を得ることに尽きる。
だから、たとえどんなに小さな仕事でも、誰が担当しているかを、はっきりさせる。
言い換えるならば、これは自分の仕事だと宣言していることであり、旗を掲げることで、責任
の所在を明確にすることである。
なにも、失敗や欠点をあからさまにし、責め立てることが目的でこうしているのではない。
むしろ、自分の弱点を明確にし、いかにそれを乗り越えることができるかを考える。
それこそが、仕事を通して自らが成長するための方法だ。
再度、問うてみる。
働くこととは何か?
ボクたちは、サリーマンになりたいわけでも、職人になりたいわけでもない。
「自分」になりたいのだ。
2件のフィードバック
ファンサイトのメンバー全員が集まるのは週1回の月曜日
午前中だけとは驚きました。素晴らしい運営体制ですね!
言葉だけ『任せる!』と言う経営者の方がなんと大勢いる
ことか(^ ^)
甲斐社長、コメントありがとうございます。小さな組織ゆえ個々の力が試されます。
メンバーはそれぞれに、本当によく頑張っていす。ボクもしっかりと舵取りしていきたいと思います。
ご指導ご鞭撻、引き続きよろしくお願いします。