第759号『年末年始恒例のリストを作る』

【師走の横浜中華街にて】

吹く風も急に冷たくなり、街往く人の足取りがせわしさを増して、年末の風情が漂いはじ
めた。
少し長いお休み前、(去年も同じようなことを書いた気がするが)恒例にしていることが
2つある。

まずは、普段使いのガラスコップの汚れをきれいに洗うこと。
少し大きめのボールにぬるま湯をはり、少々の漂白剤をたらす。
そのなかに、2時間ほどつけ置きする。
つぎに洗剤で洗い、水で濯ぎ、最後に乾いたふきんで丁寧に磨く。

こうして、なんの変哲もない普段使いのコップが、魔法にでもかけられたかのようにピカ
ピカになる。
年末年始、これで飲むビールは格別なものになる。

それから、もうひとつ。
年末年始することの、10項目リストを作る。
これも、ほぼ定番となった項目だが、あらためて書き出す。

□2018年版手帳を、自分用にカスタマイズする
市販の手帳に、さらに必要な項目分類のための線を加えたり、これまで蓄積したデータを
書き込むなど、時間がかかる作業だ。

□孫と遊ぶ
長男家族の子どもたちと、次男家族の子どもたちの二家族との食事会。

□酒を二升注文する
懇意にしている地元の酒屋のKさんに、日本酒をチョイスしてもらい、それを楽しむ。

□経理、小口精算の帳簿記入
溜まった領収書を整理し、台帳に張り込み、そして、ただ黙々と入力作業をする。

□恩師、柏木博と屠蘇を呑み交わす
18歳の時、師に出会ったことが今日の自分の原点である。今年も師と一献酌み交わす。

□柴又帝釈天初詣
帝釈天で初詣、そしてみくじを引く。その後、柴又駅近くの居酒屋「かなん亭」で、
もつ煮を肴に一杯やる。

□映画館で映画を観る
・『オリエント急行殺人事件』
・『DESTINY 鎌倉ものがたり』

□本を読む
・佐藤卓著『塑する思考』
・ポール・オースター著『最後の物たちの国で』

□ランニング
10キロ走を2回。

□バイク
100キロのロングライド。

定番となった「することリスト」のひとつひとつを、ゆっくりと楽しみたい。

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【年末年始、ファンサイト通信お休み期間のお知らせ】

例年通り、年末年始休みを設けさせていただきます。
12月22日(金)29日(金)1月5日(金)の3回。
次号開始は、1月5日(金)からの配信予定です。
皆様、穏やかで和やかな、年末年始をお過ごし下さい。