第190号『楽あれば楽あり』

【リウマチファンサイト】
【リウマチファンサイト】

ファンサイト通信も気が付けば190回目である。
あと10回で200回。
スポーツ選手の言葉を借りれば、この数は単に通過点にすぎない。
しかし、回を数えるごとに自分が変化していることにあるとき気がついた。
量は質を凌駕する。

会社を始めたころ、仕事を獲得しようともがいていた。
もがいても、焦っても、どうにも仕事はなかなか来なかった。
だから、時間だけはたっぷりとあった。
配信数もまだ、ほんのわずかだったが「ファンサイト通信」を書いては直し、書いては直し、そして配信していた。

したい仕事のこと。
興味を感じていること。
話してみたい人のこと。
そんなことを考えながら、書いた。

自分を徹底的に見つめ、考え、そこから生まれた言葉を文字に変換していった。
こうして、言葉にし、話し始めてしばらくすると、仕事がポツリポツリと入りだした。
いまも仕事をいただいている方から、あのころのことを伺ったことがある。
毎回自分勝手なメールを送ってくる変なやつだが、おもしろい。(^^!
こいつと話してみたいと感じた。と。

「しょうがないだろう。仕事だから・・・」ではない。
仕事が先にあるように思っているが、実はそうではない。
仕事は天から降ってくるのでも、地から湧いてくるのでもない。
この人と一緒に仕事をしてみたいと思い、思われる想いではないか。
そう、だから、仕事は苦しくもなり楽しくもなる。
いやな奴や、いやな仕事はますますいやになる。
苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。ではない。
苦あれば苦あり、楽あれば楽あり。である。

これから、どんな人とどんな仕事をし、どこへ向かうのか。
わくわくしながら、この「ファンサイト通信」を書き続けることで変化する自分を受け止め、仲間たちともう少し先まで歩いていこうと思う。

……【New Worksのお知らせです】……………………………………

新しい、サイトがオープンしました。
『リウマチファンサイト』
このサイトはリウマチと闘うすべての患者様とそのご家族、そして研究者の方々が集う場として誕生しました。
弊社がロゴマークからサイトデザイン、会社案内など、コーポレイトコミュニケーションを担当させていただいているバイオベンチャー企業、株式会社ロコモジェンの全面的なバックアップ。
そして、 最高科学責任者で、聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター、副センター長でもある中島利博教授(財団法人・日本リウマチ財団「平成17年度・ノバルティス・リウマチ医学賞」を受賞。関節リウマチ治療研究の第一人者)を中心にしたプロジェクトで完成したものです。
ご高覧いただければ幸甚です。

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