今日、250号を配信できた。
気がつけば、ここまで5年と5ヶ月の時間が過ぎた。
したがって、500号は60歳をわずかに過ぎたあたりになりそうだ。
仮に500号をファンサイト通信の最後に設定してみた。
そして、それまでの間にやらなければいけないことを想像した。
いくつものテーマはあるが、結局は成果を上げることと人材の育成だ、ということに至り着いた。
組織規模の大小に関わらず共通の問題だろう。
経営者の処遇は、例外なく成果で決まる。
当然、会社組織の構成メンバーである社員もまた、成果で評価される。
成果主義とはなにか?
一言でいえば、会社全体の目標を全員で分担し、達成した果実を応分に分かち合う仕組みのことである、と理解している。
個人にしろ、組織にしろ、目標や計画以上の成果を達成することは決して出来ない。
例えば、入試も、マラソンも、目標とする大学や突破したいタイムの設定なしには到底、到達しえない。
だから、まずは、ゴールと時間を設定する。
そして、より具体的に掲げた目標を達成するために何が必要かと考える。
例えば、
どんな力量の人材が必要か
コストのポイントはどこにあるか
お客様からの評価は
提案は有効だったか
競合との比較で見劣りする点は・・・等々
こうして、インビジブルなものをビジブルにし、数字という指数で、具体的に項目を立てていくことで、自分たちの弱点や欠落しているものが何かも見えてくる。
そして、こうした目標設定を達成するために大切なものがある。
それは、個々のモチベーションである。
なぜ、やるのか、という。
しかし、モチベーションというのは意識して掘り起こせるものではない。
きっと、もっと深い心の領域から沸き上がってくるものだろう。
それを、ひとり一人が見つけだすための手助けをすることも、僕の仕事だと認識している。