第44回『7月からグリーンスタイルだよ』

7月に入り急に蒸し暑い日が続き、気温差の激しさに身体が追いついていかない。
考えてみると去年もそうだった。
梅雨の季節を経験しているような…。
湿度が高い北海道なんて北海道らしくない。
そんな時は「関東方面から比べると可愛い方だ」と言い聞かせ、涼しさを迎える夜に「ありがとう」と感謝をしてみよう。
この暑さに驚いているのは人間だけではなく、植物、作物も同様で旬が2週間程程早くやってきています。
「ちょっと待ってえ~!」なんて事は通用しないのが、自然界の作物、植物の世界なので去年経験した猛暑日を教訓に、農場も対策を講じながら花火のように咲き競い、実を付けるピーク期に備えていて欲しいな…と願っていますが、今年はどうなるかな?

春以降「アフターコロナ」とまではいかないまでも、コロナ渦で中止になっていたイベントも少しずつ復活してきています。
札幌は街の中心地に大通り公園があり、様々なイベントが開催されていて私の住んでいる場所からも、比較的近い距離にある大通り公園は癒しの場所で大好きです。
テレビ塔がある1丁目から12丁目あたりまで1,5㎞に、花壇や芝生、野外ステージ、噴水、休憩できるベンチがあり、ふらっとお散歩するだけでも、目に優しい景色が広がります。
先週はガーデンフェスが開催されていて、イベント向けに作られた美しい花壇やガーデン用品や苗等を出店するお店が沢山並んでいました。
お庭を持っていない私ですが、ついつい夢が膨らみワクワクしながら会場を巡りました。
サンプルの有機肥料を頂き、次のスポットでは無料の土のプレゼントを頂き、次のスポットでは花切りハサミをついつい買ってしまった。

ニセコ道の駅で買った苗が3つあり、植え替えがまだだったので急にやる気スイッチが入った!
無駄に広いベランダにグリーンスタイルを施そうじゃないの。
暑苦しい夏にグリーンのハーブ達の姿で清涼感を楽しめるかな?思ったのも育ててみよう!と思ったきっかけです。
ハーブ3つじゃちょっと寂しいかしら?
花の街恵庭へ行きガーデンを見て来た。
お花を植えるか?食べて楽しむハーブにするか?ちょっと悩みましたが愛でて食べれて香りがいいハーブ達がいいな。
新入りを4つセレクトし合計7つのハーブをコンテナ栽培スタートしました。

●ブッシュバシル 
スイートバジルの葉っぱの赤ちゃんの様な小さな葉っぱです。とても可愛らしいわりに、香りは強く千切らずお料理に使えるので、想定以上に重宝するハーブだと思います。
●スイートバジル
苗が1つじゃ足りなかった気がする。ジェノベーゼソースを作るにはあまりにも数が足りないけど、トマトソース、カプレーゼ等、都度お料理毎に摘んで使えるので、重宝しそうです。
●セージ 
肉料理、バターとの相性が抜群。葉っぱを天婦羅にして食べると抜群です。スーパーではあまり見かけないので、育てていると重宝するハーブです。
●ホーリーバジル
大好きなハーブ。お茶で楽しむのが好ですが、タイの郷土料理ガパオライスに欠かせないハーブ。上品な香りで近くを通るだけでも癒されるハーブです。
●レモンバーム
シソ科だけあって、シソに似たギザギザがあるのが特徴。ミントとレモンの香りがMIXされたような、いいところ的なハーブです。お茶やお料理に大活躍。実の所、ミントと間違えて買ってきたのですが、これはこれで楽しめてます。
●ローズゼラニウム
香りの女王様。去年ハーブ仲間の友人から頂いてからぞっこん。香りを愛でる目的で育ててみる事にしました。虫よけ効果もあるハーブらしいので、買って良かった!
●レモンバーベナ
食後のハーブと言われているだけあって、心地良いレモンの香りがして元気と癒しを与えてくれるハーブです。

寸評は私独自の解説でお楽しみ下さいませ。
他にも買い足したいハーブ(買いそびれたハーブ達)イタリアパセリ、オレガノ、タイム、ミント、マジョラムが欲しいです。
イタリアで楽しまれているキッチンハーブのラインナップのご紹介でした。
フレッシュハーブは、香りもよいので、暑苦しい夏でも葉っぱをちょっとゴシゴシするとリフレッシュ出来ます。
香りを楽しみ、料理でも楽しめる。
シンプルな夏野菜もとびきりのイタリア料理にチェンジ出来ちゃうハーブです。
夏トマト、夏野菜のオンパレートがやってきて大活躍しそうです。

北海道からイタリアの香りと美味しい野菜を
イタリア料理教室 Mercato Ottimo

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