私自身、人見知りが激しく、自分の事を話せないという性格でした。
小学校の頃は、クラスで先生に指されて何かを答えるのが何より苦手。
頭の中では間違った答えを言ったらどうしようということが頭の中をグルグル回り、気が付いたら保健室だったこともあります。
とにかく、自分を出すのが怖いという経験が続き人前に出るタイプではないと思っています。
そんな自分が仕事で営業をやるとは思いませんでした。
営業は僕の中では仕方がなく始めたものでした。
自分で会社を作ることを決めた為には、必要な役割でしたし売上を上げようと必死でした。
20代中盤の頃。
毎日色々な所で顔を出し、ご挨拶して資料をお持ちしてということを繰り返していました。メールをして終わればどんなに楽だろうかと思っていたこともあります。
そんな中、高校の友人のY社長とお会いした時のことです。
初めてお会いした時に、「今の時代、自分で切り開くということをする姿勢がいい」とおっしゃっていただき、事務所を貸していただき更に、営業の基礎を教えていただいたと思っています。
その方は、単に売り込むということではないやり方をしていました。
とにかく、お話しを聞くという姿勢で自分から前には出ないけれど話があれば飛んでいき話を聞く。どうしたらいいのかをシンプルに相談しながら答えを出す。
その時に、とても理にかなっているような気がして感激したのを今でも覚えています。