週末に、大好きな役者さんの舞台を鑑賞してきました。
彼の名は、堺沢隆史。
※詳しくはwikiなどで検索いただければと思います。
元々、ある役者さんの自宅の鍋で出会うという不思議な
縁だったのですが、「役者ですが自分で演出してやる舞台があるので
来て下さい」とお誘いを受けたのが3年前。
僕の信条は、「誘われてピンと来たら行く」なので行ってみてすっかり虜になりました。
まず、会場に驚きます。
何の変哲もない小劇場ではありません。
普通の小劇場での舞台は、
・大量のチラシとアンケートを渡される。
・おしりの痛くなるパイプイスに詰めて座る。
・ドリンクもなくて飲食禁止の雰囲気で舞台に集中してという緊張感。
・時間は何かの都合に合わせて開演時間が押す。
というイメージですが彼らの舞台は
・手紙(お客の実名入り手書きで感謝の言葉が記載)だけでチラシもアンケートもない。
・座り心地のいいイス・ソファーが余裕を持って配置。
・ドリンクが1杯無料でビールもソフトドリンクある。(今回はアイスも)
・時間厳守。
という内容をまるで反対にしたような居心地の良さ。
彼の演劇をもっと気軽に楽しんで欲しいという「おもてなしのこころ」が溢れている気がして
なりません。
おそらく、こうするのは大変だと思います。イスもすべて搬入しているそうですし、何しろ色々が
必要なのだと思います。
そして、内容は最高です。
笑いながら、泣きながら、男臭い友情とか、家族の絆など考えてしまう。
僕は、この演劇を1年に1度は見ていたいと思うのです。
「映画やレジャー、飲み会もいいですが、ちょいと舞台なんかどうですか?」
という姿勢にしびれます。
僕はそれを友人に伝えたくて、舞台に来て欲しくて仕方ないのです。
今年も友人6人が来てくれました。
僕は、この演劇がどうなるかより、
「ただ、努力して、お客さんと向き合って作っている。」
こういう演劇をする人たちを応援したいなぁと思ってしまうのです。
また、やってほしいオトコトバ。
次は是非ご一緒に。
オトコトバ