30代になって思うのですが、20代の時には、自己啓発本などに出てくるような理想的な人格者や偉人の本を読んで、器用にそしてちゃんとしている理想の自分像を思い描いていました。
しかし、どうもうまくいかない焦りがありました。
そこで、自分の周りの楽しそうに人生を生きている大人を観察しました。
すると、皆さん、本に出てくるような理想のイメージとは違うのです。
ちゃんとしていないのです。
成果やなり遂げてきた方々ですし、気遣いや細やかな配慮もされている繊細な部分もお持ちです。
しかし、どこか子供の様な無邪気さがあるのです。ですからバランスがいいとは言えません。周りのスタッフも若干困り気味な顔をされていることもしばしば。
その事を本人に聞いてみると「物事の良し悪しは、本に書いてあるけど判断するときは直感を信じているんだよ。最後は自分自身の直感だよ」とのことでした。
自分の過去の経験や判断は体に染みついており、それを統合して人は瞬時に判断できるということでした。
確かに、身を持って体験した成功や失敗は自分のフィルターの様に染みついています。
それから、仕事でも直感を優先するようにしました。
大きなミスが減り、いい成果が出る様になってきました。
直感に頼ったのに、着実な成果が出るという面白さを今体験中です。
皆さんも、身近なことでお試しください。
さて、今日のお昼は何にしましょう?