電子メールによるコミュニケーションはすっかり世の中を席巻してしまいました。手軽で便利な手段として、今ではメールなしではなにもできないほどです。しかし、メールは完璧というわけではなく、いくつも問題点があるのも事実です。
「メールキラーとなるようなブラウザ上のコミュニケーションシステムを発明できれば世界中の通信を支配できるに違いない。」(「ユビキタスの街角」2007年2/21より)… と私も同感でしたが、とうとうその有力候補が現れそうです。
数日前(9/29米国)のことですが、Google Waveをプレビュー公開するとの発表がありました。Google Waveとはリアルタイムでのコミュニケーションやコラボレーションのためのオンラインツールで、テキストや画像、ビデオ、地図などを使って、コミュニケーションや作業を進めることができます。ニュース記事では「コミュニケーション手段の集約サービス」と書かれていたりします。
さて、そのプレビュー公開にあたって、Googleは10万人以上のユーザーを招待するそうです。発表資料によると、プレビュー公開を通して主要な機能が搭載できれば、さらに招待を拡大するとか。待ちきれない人は、ここから招待のリクエストを出しておくこともできます。