第1020号『コツは”あまり意識しない”こと』

1月にアキレス腱断裂で入院し、手術。その後退院してリハビリに励んできた。週に一度のリハビリ受診の他に、自宅ではストレッチと踵の上げ下げ運動もしてきた。5月に横浜で行われたトライアスロン大会に参加。制限時間残り1分40秒でなんとか辛うじてゴールはしたものの、内容は納得の行かないとても残念なレースだった。これはなんとかしなければと、あれこれと思案した。

まだ十分に走ることができないのであれば、上半身を中心に補強してみたらどうかと閃いた。こうして6月からほぼ毎日、筋トレを続けている。種目は、・V(ヴィ)シット・腕立て伏せ(プッシュアップ)・腹筋ローラーの3つ。それぞれを10回✕3セットで行っている。そして本日、150回目をカウントした。

その具体的なトレーニング内容である。

・Vシットは、外腹斜筋と腹直筋を鍛えることができる筋トレメニューである。僕は床にマット敷いて行っている。

1.バンザイの姿勢で仰向けに寝転ぶ。
2.床からわずかに手足を浮かせる。
3.腹部を起点にして体をV字に曲げ、つま先を手の指で触れるようにする。
4.ゆっくりと元のバンザイの姿勢に戻る。

・腕立て伏せ(プッシュアップ)は、二の腕の筋肉のエクササイズと思われているが、実は胸の筋肉「大胸筋」をメインに鍛える種目。僕はダイソーで買ったプッシュアップバーを利用している。

1.手幅を肩よりやや広めにし、プッシュアップバーを握り腕立て伏せの姿勢になる。
2.肘を曲げ、息を吐きながら胸が床につくまで体を下ろす。
3.いったん静止した後、息を吸いながら両手で床を押して体を押し上げ、はじめの姿勢に戻る。ポイントはお尻を上げすぎず、腰を反らさず、体は常にまっすぐに保つことが最重要。

・腹筋ローラーも腹筋を鍛えるためのトレーニング器具で、ローラーと呼ばれるタイヤ状のパーツの左右にグリップがついた形状をしている。使用時はこのグリップを両手で握り、床でローラーを転がすことで、腹筋を鍛える。この器具も200円でダイソーから購入した。

1.膝が痛くならいようにマットを敷き、床に四つん這いになり、腹筋ローラーの左右のグリップを握る。
2.息を吐きながら、ゆっくりとローラーを前方に転がす。
3.出来る限り体と腕を伸ばし、息を吸いながら腹筋を使って元の位置に戻る。

毎回、このトレーニングを終えると汗が吹き出す。150回やっても、お腹がシックスパックになったわけではないが、それでも小さな達成感があり爽快感もある。続けるコツは?と問われれば、”あまり意識しない”こと。朝起きて顔を洗い、お茶を飲み、部屋の掃除をして、筋トレをする。朝の一連の所作として流れに従い行うことだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です