いつものように、朝のお茶を淹れていた時のことである。そろそろ、来年の手帳の準備もしなければ・・・。ふいに、そんなことが頭を過った。
僕は電子手帳ではなく、手書きの1年間完結型の手帳を使っている。この手帳は十数年ほぼ同じタイプのもの。もはや生活の必需品、手帳は最重要アイテムの一つだ。
手帳には、単に予定を記すだけではない。起床時間、就寝時間、食事、体重、血圧、歩数等々、日々の記録を網羅し、生活のあれこれを可視化している。だから、調子が悪いときのチェックも容易だ。寝不足なのか。酒の飲み過ぎなのか。体重の増加なのか。(寝不足でかつ体重が増えると、血圧も確実に上がる)運動不足なのか。仕事のトラブルなのか。こうして、原因が何かを自分なりに観察することができる。あくまで主観的なものでしかないが、調子の良かった時に比べて、何が足りていないか、どのくらいズレているかを知ることで、不安な気持ちも軽くなる。なにより、良い方向へチューニングを合わせることが容易だ。チューニングを合わせる方法は、調子の良かったころの記録をしっかりと読む。そして、その生活のリズムを反芻してみる。こうして徐々に、良いリズムを取り戻すのだ。
さて、恒例の年末年始やるべきことと、やりたいことのToDoリストを手帳に書き込んでみた。今回は8つに絞り込んだ。
□2025年版手帳を、自分用にカスタマイズする。 必要な項目を記載するための線を加えたり、蓄積したデータを書き写すなど、とても手間がかかる作業である。
□普段使いのグラスの汚れをきれいに洗う。 少し大きめのボールにぬるま湯をはり、少々の漂白剤をたらしてつけ置きし、つぎに洗剤で洗い水で濯ぎ、最後に乾いたふきんで丁寧に磨く。
□床の拭き掃除をする。 床掃除ロボット「福太郎」(今年6月購入時命名)の登場である。
□ランニングをする。 メンバーになっているYTRI(横浜トライアスロン研究所)主催の年末恒例6時間走り込みイベントに参加する。僕の目標は10キロ完走。
□スイムをする。 こちらも恒例のスイム。目標は25メートルを108本泳ぐ。
□筋トレをする。 アブローラーとランジを12月1日から1月5日まで毎日やる。
□本を読む。 レイ・ブラッドベリ著自薦傑作集『万華鏡』とマルクス・ガブリエル著『倫理資本主義の時代』を読む。
□映画を観る。 リチャード・カーティス監督脚本作品『ラブ・アクチュアリー』が4Kデジタルリマスター版で劇場上映中。人生ベスト10に入る一作。20年ぶりに映画館で観る。
2025年巳年。しっかりと心と身体を整え、新たな年を迎えたい。
【年末年始、ファンサイト通信お休み期間のお知らせ】 例年通り、年末年始休みを設けさせていただきます。12月27日(金)1月3日(金)の2回。次号開始は、1月10日(金)からの配信予定です。皆様、穏やかで和やかな、年末年始をお過ごし下さい。