何かが必要になったら情報を集め、専門の人に任せれば良い。
食事、洗濯、掃除、英会話、育児、雑務・・・。
こうして、あらゆる分野でアウトソーシングが進んだ。
結果、時間を買い、余裕が生まれた。
反面、日々コツコツとやることが出来にくくなっている。
身に付いていないことを習慣付けるのは難しい。
では、習慣はいかにして身に付けるか。
考えたことを人に言い、出来ればその人とともに定期的に行動する。
そして、まずは中身ではなく、カタチを決め、ともかく数多く実行する。
数はいずれ質に変わる。
ファンサイトは企業のウェブサイトの提案とその制作・運営実施を通して、企業とファン(お客様)のコミュニケーションの場を作ることを生業としている。
当然のことながら、私たちはお客様の要望を実現するための最善策を提案しなければならない。
しかし、現実にマーケティングプランもウェブも、その最新情報を網羅的に把握することは至難である。
ではどうすれば良いのか。
自らが勉強することは勿論、その知を共有するための仕組みを作ることにした。
こうして、昨年1月「ファンサイトパワールーム」は誕生した。
毎週月曜日9時から1時間、全員で勉強会を続けた。
効果は直ぐには現れない。
でも、夏を過ぎ秋になるころには毎回掲げるテーマに、メンバーひとり一人の意見がでるようになった。
今年3月、50回目の「パワールーム」を開催した。
ひとまず、ファンサイト内での初期の目的は達成できた。
そして、これを期に新たな試みを考えた。
それは、他流試合である。
この「パワールーム」に、盟友であるオライリージャパンの伊藤篤編集長、さらにクライアントのご担当者も、参加いただての勉強会を始めることにした。
この他流試合、いかなることになるか。
「パワールーム外伝」として、近々ご報告させていただく。
◇◇◇【お知らせ】◇◇◇
5月2日金曜日は休刊し、次号ファンサイト通信283号は、9日金曜日に配信させていただきます。