第371号『100人プレゼン法』

【語り合うおやどりとひな】
【語り合うおやどりとひな】

ほぼ毎日、自己満足的なアイデアを思いつく。
大概は、思いつくだけで忘れてしまうか、自分で却下してしまう。
しかし、そんな中で、渋とく生き残るアイデアもある。
決まって、生き残るアイデアには共通する行動が伴っている。

それは、思いついたアイデアを紙に書き、しばらく眺めている、という一連の動作である。
アイデアは、何もしなければ「単なる思いつきの願い」でしかない。
アイデアを「目標」に変えるためには、「目標」に対する具体的なイメージが必要になる。
つまり、イメージをよりリアルに描くために書く。
しかし、書くことで、あたかも「願い」が実現したように錯覚し、満足してしまうこともしばしばある。
当然のことであるが、書いただけで「目標」が実現するわけではない。
ではどうするか。
「目標」を実現させるため、環境を整えることが必要になる。
僕のやり方はシンプルである。

「100人プレゼン」と命名した方法だ。
まずは、男女、年齢に関係なく、プレゼンする相手を100人選びノートに書く。
そして、翌日からアポをとり、プランを話す。
相手に指摘され、論破された点をノートに書き、考え、修正する。
ただただ、それを繰り返す。

ところが、80人を超えたころには、否定的な意見も少なくなり、「なるほど」という賛同を引き出すことが出来るようになる。
さらに、この方法の良いところは、プレゼンをしている自分自身が「実現」したい「目標」に飽きていないかも確認することができる。
「願い」を書き記すことで「目標」を明確にし、その「目標」を飽きずに、多くの方々に語ることで「実現」へと近づくことができる。

数は質を凌駕し、本質へと迫るのだ。

4件のフィードバック

  1. 大変ご無沙汰しております(汗
    100人プレゼン法、感銘を受けました!100人は無理でも手法的にはすばらしいと思います。実践してみたいと思います。

  2. コメントありがとうございます。
    100人プレゼン法、シンプルだけど効きます。
    是非、お試し下さい。

  3. (先日、お世話になりました中央エフエム井上です。川村さんからお話を聞いた後、頭が冴え、目が冴えで夜も眠れずラジオの今後や中央エフエムのファンとは?について悶々と考えていました。川村さんのおかげで、今までの固い考えや固執したものが取りはらうことができたように思います。ありがとうございました!!)
    100人プレゼン法、とてもステキだと思います!
    ”数は質を凌駕し、本質へと迫るのだ。”
    の言葉を胸に、私もがんばりま~す☆

  4. あきりんこさん、先日は取材ありがとうございました。
    なんだか、自分の声をラジオを通して聴くのは変な感じがしました。
    あんな、声で普段しゃべっているんだなと。
    ファンとは何か、そして誰なのか?僕にとっても永遠のテーマです。
    今後ともよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です