第4号『パレートの原理』

歩くことが好きだ。 日曜日、市民プールまで2時間ほどかけて歩いて行く。 勿論、健康のため、気分転換のためなどいろいろなワケはあるが歩くことそのものが好きなのである。

10年ほど前、某スポーツメーカーのウォーキングシュ ーズの販促プランとその実施を担当していたことがファンになったきっかけである。

ビジネスやフォーマルのためのシューズ。 バスケットや野球そして走るためのシューズ。 様々な用途と機能によるシューズ群のなかで歩くとい動く、ごく当たり前の行為をカテゴライズして登場したウォーキングシューズはかなりおもしろい商品に思えた。 いまでこそ収益率の高い優良部門になっていると聞くが当時はまだまだバブルの余韻もありスキーやゴルフがスポーツメーカーの稼ぎ頭でこの商品はニッチな存在でしかなかった。したがって当初予算も少なく、たくさんの媒体を使わずに販促活動をすることが命題でもあった。 結果としてなるべくお客様とダイレクトにやりとりして意見を直接お店に反映する仕組みが必要になった。 いま考えると「歩人館」というネーミング、シューズフィッターというナビゲーターあるいはコンシュルジュ、会員制の導入などなどファンサイトの考えかたの原点はここにあったのかもしれない。 (弊社は「ファンサイト実践法」という方法論で企業webの構築を提案しています。どうぞお気軽にご相談ください) 価格も2万円台と高い部類に入る商品だが当初から熱狂的なファンがついた。広島の佐々木さん、仙台の安田さん、京都の中島さん・・・みんな1度に10足くらい平気で買っていただく方々であった。 聴けば彼らは購入いただいた靴を回りのお友達や親戚のかたに配っていたとのこと。(当時こんな方々を本当の意味でお客様 と言うんだなと思いました) パレートの原理ではないが2割のお客様が8割の売上げに貢献していることを実感した。

具体的に言及できないが現在進行しているあるサイトでも会員と非会員では購入に差があるとの調査結果も出ている。

当然のことであるがたくさん買っていただくお客様に対してそれに見合ったサービスやサポートをする。 100人いたら100人全部に好かれなくてもいいという考えかたもそろそろありではないか。

会社設立の第一段階終了まじかです。 登記申請も終わり来週にはなんとか許可がおりるとのことです。(どうして許可がいるんだろうなんてブツブツいってますが・・・) これからもまだまだいろいろありそうですが1つ1つハードルを越えていきます。 今後ともご支援よろしくお願いします。

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