ファンサイトに、営業・企画を担当するメンバーが加入した。
川村大輔、1981年生まれ、30歳。
武蔵工大を卒業と同時に、ポッドキャストをベースに、イベントやウェブの企画・制作会社を起業。
6年間ドライブするも、離脱。
その後、先月まで、営業マンとして不動産会社に勤務していた。
同行し、お客様とお会いすると、ほぼ100%訪ねられる。
「ご子息ですか?」と。
苗字が同じで、年格好など、諸々の条件から推測し、親族か、と問われるのだろう。
残念ながら、親族ではない。
ただ、彼と面接した時から、他人とは思えない親近感を持った。
ファンサイトのメンバー全員、転職経験者である。
デザイナーの仁田原は高卒業後、地方公務員になり、蓄えたお金で、デザイン専門学校で学び、入社した。
同じく、デザイナーの嵩本も高校卒業後、就職し、その後、新聞奨学生をしながら専門学校を卒業し、入社した。
プランナー・ディレクターの文屋は大学卒業後、大手通信キャリアの営業職をしていたが、制作の仕事がしたいと、入社。
僕自身、転職は、1度や2度ではない。
転職の理由はひとそれぞれあるだろう。
恐らく多くの人は、自分探しや、身勝手に、思い通りにならないから、との理由で転職するのではない。
やむにやまれず、身をよじる思いで、自分の場を獲得しようとしているのだ。
少なくとも、ファンサイトに集うメンバーは、そんな思いを共有している。
同じ釜の飯を食う仲間。
だから、ファンサイトを離れた後も、関係が切れない。
スポーツライターになった田中滋も、広報の仕事をしている柳澤史樹とも。
ファンサイトは今年、10年目。
企業にとって「ファン」というキーワードが、違和感なく受け入れられるようになってきた。
3.11以降、特にそれを強く感じる。
風が吹き、潮目が変わってきた。
川村大輔の加入は、ファンサイトにとって、変化の兆候なのだろう。
お知らせ
23日(金)ファンサイト通信は、秋分の日でお休みします。
次回は30日(金)配信です。
【今週のアンケートです】
教えて下さい。
あなたはいままで何回転職しましたか?
Create your free online surveys with SurveyMonkey, the world’s leading questionnaire tool.
【先週のアンケート結果です】
あなたはここ1週間で何回お掃除をしましたか?
a.ほぼ毎日————-17.4%
b.3回前後————–17.4%
c.1回——————43.5%
d.0回——————21.7%
1回、0回あわせて65%強という数字。
掃除は生活のリズムを作るためにも大切なことは理解しているけれど・・・。
なるほど、したいけど、これほど多くの人が出来ていない、だからニーズがある。
整理整頓のHOW TO本が売れる理由がわったような気がしました。