【仲間とお揃いのバイクウェアで】
25日土曜日、26日日曜日の1泊2日で横浜トライアスロン研究所の夏合宿に参加した。
場所は山梨県道志村。
横浜の水源地であるこの村は、自転車愛好家にとって山岳コースの聖地でもある。
二十数名の参加者は、年代(10代の高校生から60代のボクまで)も職業もまったく異なる
人たちが集まった。
ただ一点共通することは、自分の目標を持ちトライアスロンに打ち込んでいること。
今回の合宿の目的は持久力強化、そしてその内容は、
・3種目(スイム/バイク/ラン)を1日でこなす体験を積む
・ロングタイムの持久力強化(目標10時間のバイクライド)
・自分の身体の変化や最適な補給方法の確認
1日目
予定より30分ほど遅れてオリエンテーション開始。
クルマで移動し、道志村スポーツプラザ屋内プールで1時間30分のスイムを行う。
20数名が2レーンで40分間、もみ合い、接触しながら泳ぐ。
実践さながらのバトル状態でのスイムだ。
トータル2000メートルほど泳ぐ。
昼食を挟んで、2時からバイク60キロ。
その後、続けてラン。
このバイクコースが凄まじい。
片道15キロ、往復30キロ。
15キロひたすら下り、15キロひたすら上る。
上っても上っても坂、坂、坂。
ほとんど変態のようなドSな坂(笑)加えて、日中は山間部といえども容赦ない
陽射しによる猛暑。
このコースを2周し、最後ランシューズに履き替え走る。
この日のトレーニングは、これで終了。
皆で、近くにある道志温泉で湯に浸かり、汗と疲労を洗い流した。
この後の夕食が盛り上がったことは、言うまでもない。
2日目
5時起床、昨日の疲れが思いの外残っている。
朝食後、いよいよ開始。
今日は、ドS 変態坂、30キロ往復コースを最大10時間漕ぎ続ける。
結果は2周半、75キロでギブアップした。
ちなみに最長は10時間、210キロ走破のNさん。
彼は来月、北海道で行われるジャパンアイアンマンにエントリーしている横浜トライアスロン
研究所のエース的な存在である。
このトレーニングを通して、分かったことがある。
長い時間、同じ動きをすることで自分がどう変化するのかを。
例えば、身体の痛みが。
例えば、集中力が。
例えば、恐怖心が。
自分が、極限に近いところに追いやられたら、どうなるか。
今回の合宿で、その一端を知ることができた。
帰路、同乗させてもらったKさんと、それにしても、クルマはなんと楽ちんな乗り物かと話し
ながら、無事全日程を終えることができた。