【世界トライアスロンシリーズ横浜大会ポスター】
8月23日 日曜日 夕方、facebookに次々と仲間から嬉しいメッセージが届いた。
仲間とは普段、一緒にトレーニングをしているトライアスロンのメンバーたちである。
「やっと完走できました」
「バイクでもう駄目かと思ったが、なんとか無事辿り着くことができました」
「ぎりぎりセーフでした」
「長年の夢が叶いました」
この日、北海道洞爺湖とその周辺をコースにトライアスロンの頂点「アイアンマン ジャ
パン」が行われた。
スイム:3,8キロ
自転車:180,2キロ
ラン:42,2キロ
総距離約226,2キロという長さである。
これを17時間以内で完走するのだ。
今回、僕も所属している横浜トライアスロン研究所から4名、加えて次男の倅もレースに参戦
した。
残念ながら1名のリタイアはあったものの、他はすべてゴールまで辿り着くことができた。
参加したメンバーは、何か特別に恵まれている特殊な人たちではない。
ごくごく、普通に仕事をしている勤め人であり、家庭ではお父さんや主婦であったりだ。
ただ一つ、違いがあるとすれば自らが決めたことを日々積み重ね、実行したということだ。
変化を引き起こすには、2つの方法がある。
ひとつは、外から強制的に引き起こされる変化。
この方法が、満足や真の力をもたらすことは、ほぼ皆無だ。
しかも、しばしば心に深い傷を残す。
もうひとつは、自らの選択によるもの。
この選択を宣言することで、たとえ、それが困難なものであろうとも、これによってもた
られる変化は強い意志をはらむ。
日々のトレーニングを、愚直に続けていくには、強い意志とモチベーションを持つことは
当然必要である。
しかし、それは決して辛いことではない。
いや、むしろ心地よい心境になれる。
だって、自分が決めたことを好き好んでやっているのだから。
さて、ボクも、来年ほんの少し長い距離に挑戦してみようか。
年寄りの冷や水と言われないように、好き好んで十分にトレーニングを積んで。