高熱、咳、鼻水と三拍子そろった典型的な風邪である。
しかも今年2月、4月、そして6月と3度目である。
それにしても、今年はよく風邪に罹る。
これまで、風邪などめったにひくこともなかったのに。
今回の風邪の理由、いくつか考えられる。
続いていた仏事、恒例のマラソン大会出場準備で少しハードなトレーニング、
先週末には、遠路から上京の親友夫妻との夜遊び。
そんなこんなで、疲れていた。
因果応報。
そして、今週はじめの打ち合わせ帰り、電車の中でうとうとと仮眠していた。
寒い、と思い目が覚めた。
恐らくこのときスッと風邪の菌を吸い込んだのだろう。
野生の動物は、怪我や病気になったら、薬草のようなものを食み、敵から襲われ
ないよう茂みとか穴に隠れ、ただひたすら眠るというではないか。
僕も、それが一番の治癒方法ではないかと思っている。
ともあれ、いまは薬を飲み、仕事の合間は安静にしていること、できれば寝るの
が一番である。
さて、これから完治するまで1週間ほど、この風邪と付き合うことになる。
ならば、この風邪がどんな具合に変化していくのかを観察してみるのも面白い。
熱、咳、鼻水が何日目にどの順番で収まっていくのか。
以前にも体験したことであるが、風邪が治った日の朝、身体がスッと軽くなる瞬間
があったが、今回もそんな具合になるのか。
体内の毒素のようなものが、どんな案配に抜けていくのか。
自分の身体を通して、風邪の治まり具合を日々記録をとりながら見てみたい。
馬鹿げたアイデアであるが、こうして観察していくと、身体と自分の気持ちがどんな
具合に連動しているのかも分かるのではないだろうか。
これが今朝、布団の中でぼぅーとする頭で考えていたことである。
なんだか、楽しくなってきたぞ。
でも、こんな思いも高熱による単なる妄想かもしれないが・・・。