今朝、体重計に乗ると69.4kgと表示がでた。
3年前、76.2kgだった。
ずいぶんと絞れた。
中央区浜町から横浜金沢区にアトリエを移したのが3年半前。
震災の影響もあり、仕事の多くが止まった。
業績は最悪。
営業やら資金繰りの算段で、四苦八苦していた。
加えて、新規事業のお料理研究家の集まるファンサイト「andparty」の打ち
合わせで、食べて飲む機会も必然的に多くなっていた。
ストレスは思いのほか、身体に現れる。
イライラする気分をなんとかしたくて、食べて飲む。
当然のことだが、こうして迎える翌朝は、体が重い。
しかも倦怠感もある。
こんな時、次男が出場しているトライアスロン大会の応援で観戦した。
ワクワクし、ゾクゾクした。
泳ぎ、漕ぎ、走るアスリートを応援しながら、彼らの熱を感じた。
ボクもこのレースに参加したいと思った。
こころに火が着いた。
いまでは、30代40代のトレーニング仲間との、かなり激しい合同練習にも
なんとかついて行けるようになった。
汗をかき、シャワーを浴びれば気分は爽快になる。
なによりトレーニングのあとは、物事に対して前向きになれる。
結果として、仕事の生産性もあがる。
そして、もう1つ気がついたことがある。
様々な状況で、リスクを負うことやギリギリの状態に置かれることにも、
以前よりはるかに耐えられるようになった。
仕事の現場では、幾つもの可能性の中から、決定していかなければならない
ことが起こる。
そうした時、最終的に「なるほど」と思ってもらえたり「やってみよう」と
言ってもらえるには、論理より情熱や感情といったエネルギーを伝搬すること
のほうが重要だ。
お客様やスタッフに説得し、納得してもらうためには、声と言葉に熱と力がいる。
だからこそ、身体がしっかりしていなければならない。
健康管理はリーダーとしての、言わば義務でもある。
そして、今年もまた、9月開催のトライアスロンレースにエントリーする日が来た。