数年ぶりに自社のHP(ホームページ)を全面改訂した。
これまで5回のリニューアルで出来たルールがある。
それは、入社2年目3年目といった比較的社歴の浅い社員が担当するということだ。
最初は僕が作ったが、2回目はデザイナーとして入社した仁田原さんが、3回目は営業の柳澤くんとライターの田中くんが、4回目は制作進行の文屋くんとデザイナーの武村くんが、そして今回5回目の改訂版は、デザイナーの後藤さんとシステムの楠原くんが担当した。
加えて、ライターの倉家さんにも多大なる協力をいただいた。
起業して今年20年の節目の年である。
4,5年に1度の割合で改訂してきた勘定である。
社歴の若いメンバーに、いきなり会社の顔ともいえるHPを任せるのは無謀と思われるかもしれない。
しかし、社歴が浅いからこそ、彼らにとってファンサイトの現状がどんなふうに見えているのか。
そして、伝える立場に立った時、どんなふうにファンサイトのことを伝えるのか(もちろん僕も参加し、徹底的に議論をして意見を交わしながら進めている)を考えてほしいと願い、このルールを続けている。
これから、お客様と企業の関係は変わらなければならない。
最初にそう感じたのは、今から20年前のこと。
当時、企業と顧客との関係は、「広告」という巨大な橋でしか繋がっていないように思えた。
企業とお客様とのコミュニケーションがないまま、無機質にサービスや商品が流通するのみ。
この関係が未来永劫不変に続くのではと、絶望感を覚えた。
また同時に芽生えたのは、そんな関係性を変えることができないだろうかという野心。
きっかけは、2001年から始まったキリンシーグラム(現キリンHD) ボストンクラブというウイスキーのファンサイト「極楽クラブ」のサイトプランニングと運営。
そして、この仕事を契機に、2002年にファンサイト有限会社を立ち上げた。
今では、「ファンマーケティング」「ファンコミュニティ」といった言葉や考え方も広く知られ、当たり前のように口にするようになり、立ち上げた当初のことを思えば隔世の感がある。
もはや、ファンである顧客と企業とのコミュニケーションなくして、企業活動が立ち行かなくなったことは自明の理。
啓蒙する期間は終わり、これからはいかにファンサイトを企業サイトの中に実装し展開していくかが問われている。
先駆けとして20年間ファンサイト運営の経験をもつからこそ、いま伝えなければならないことがある。
そうしたことを踏まえ、今回のリニューアルに望んだ。
そして、ついにローンチを迎えることができた。
リニューアル版ファンサイトはこちら
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そもそも企業が市場価値を作り出し、顧客に届けることを目的にしたマーケティングの基本は「一対一」です。
ところが、すべての消費者を対象にして商品・サービスを考えがちですが、そうではなく“一人のユーザーの心に刺さる”ものを提供することが何よりも大切です。
企業は「一人ひとりに何を伝えようとしているのか」が明快でなければ、その商品・サービスは誰にも響きません。
これから自社のファンサイトやホームページを構築するにあたって、御社が伝えたいことを明確するためにも、その思いをヒアリングを通して明らかにしてみませんか。
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