第267号『甘え』

【出番を待つ椅子】
【出番を待つ椅子】

年末から年始にかけて、昨年の日記やスケジュール帳を読み直していた。

自分では、いつもと同じように人と会い、企画し提案していたつもりでいたが、なぜか反応が鈍かった。
その原因は何か、と。

分ったことは、「甘え」だった。
別な言い方をすれば、これまでの自分に「自己満足」していたということだ。

いつもと同じような態度で提案していたのではなく、同じアイデアの焼き直しを、同じ手順で提出していただけだった。
つまり、仕事と向き合う態度が硬直していたのだ。
不満の残る一年だった。

同じことを続けるということは、同じように見えるよう、いま以上に違うアイデアや方法を生み出す努力が必要なのだ。
今年は、仕事を共有し、ファンサイトを応援してくれている多くの方々のためにも、自分の中にある「自己不満」を改革すべく、3つの甘えを無くしたい。

1. まずは自分自身に甘えない。
  これで佳し、とする自分の甘えを排除する。
  もっと、自分に厳しくなる。

2. 判断の甘えをなくす。
  みんなにいい顔をすることはできない。
  やらないこと、厭なことを明確にする。
  ダメなものはダメ、厭なものは厭と言えるように自分の判断基準をはっきりさせる。

3. 詰めの甘さをなくす。
  すべての仕事に期限とランクをつける。
  そのことで、分り易い手順と仕事のスピードが生まれる。

全てにおいて、イノベーションし続けなければ、生き延びることはできない。
厳しく、かつ、十分に楽しみながら、実りある一年にしたい。

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