【応援に気づき笑顔になる】
前号『プレゼンを成功させるために』の続編である。
16日(日)2021ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会に出場した。
今号はその結果報告である。
さて、当日の行動記録から。
朝、4時起床。
カーテンを開け空模様を確認する。
前日の天気予報では曇り時々雨。
その予想通り曇り空、まずはこのままもってくれればと・・・。
今日のレース、僕のカテゴリーは11時10分過ぎにスタート。
前準備や受付などもあるので、8時には会場に到着する段取りで支度をする。
いつものルーティンに沿い身支度をし、そして熱いお茶を淹れ飲む。
その後、ヨガマットに仰向けになりロングブレスとストレッチをする。
荷物のチェックをし、妻が用意してくれた朝食をとる。
自宅を7時30分に出て、会場に到着たのは8時少し過ぎ。
すでに、レースは始まっており(年齢やコテゴリー毎に時差でスタートする方式のため)MCの人の声や音楽が聞こえるが、今年は無観客での実施であるため、これまでとは少し雰囲気が違う。
それでも、会場にはなにかピリッとした緊張感が漂っている。
選手受付を済ませ、バイクとランの用具をセッティングする。
僕のゼッケンはNo.253、ゼッケンナンバーの前後には毎年ほぼ同じカテゴリーの選手(戦友たち)が集まる。
60歳以上の参加者は17名。(今年で最後となるが、僕のカテゴリーはここ)
70歳以上の参加者は2名。(いまのままでいけば来年は僕も含め、4名になりそうだ)
80歳以上の参加者は1名。(まだまだ上には上がいらっしゃる)
来年出場が叶えば、いよいよ70歳台のカテゴリーになる。
毎回のことであるがスタートまでの待ち時間は、なんともしびれるような緊張感と高揚感を感じる。
それは想像するに、例えば諏訪湖神社の大祭で、いよいよ山を滑り降りる寸前の御柱の上にまたがっているような、あるいは祭の神輿を担ぐ寸前ような、格闘技の控室で試合を待つような、おそらくそんな気分なのだ。
そして、その時はあっという間におとずれる。
スイムは氷川丸の手前に浮かぶ巨大な黄色いブイを目指し、平行に移動し次の黄色いブイを回って、スタート地点の桟橋に戻る三角形のコースだ。
海上に設置された浮き橋から二名づつ、海に入ると同時にスタートする。
波はうねりがあり、海水温度も19度と少し低かったが冷静に進路を確認し、自分のペースを保ちながら泳ぐことができた。
そして、スイムからバイクに移動。
今年、バイクのコースが変更になり、これまでと違い直線コースが多かった。
ここは、向かい風もあったが比較的スムーズに漕げた。
そして、最後のラン。
これもこれまでと違い、MM21のレンガ倉庫を回るという横浜の観光地を堪能できる素晴らしいコースだった。
気分も上がり、なんとも楽しい気分になった。
今年の目標は焦らず慌てず、自分のペースをしっかりと保ち、最初(スタート)から最後(ゴール)までイーブンで完走することだった。
こうして、本当に清々しい気分でゴールすることができた。
結果報告。
距離はスイム750メートル・バイク20キロ・ラン5キロ。
スイム20分42秒・バイク48分47秒・ラン29分09秒。
60歳台カテゴリー(60歳から69歳)17名中11位。
ちなみに、一昨年2019年の記録と比較してみる。
スイム19分41秒・バイク49分51秒・ラン33分30秒。
19年に比べスイムで1分ほど遅くなったが、バイク、ランともむしろ速くなっている。
これは、自分でもちょっとした驚きであった。
来年、70歳台のカテゴリーへの参加を目指し、ゆっくりではあっても歩みを続けたい。
事前に出場を自粛された参加者が370名。
当日は1,043名の選手が参加。
この大会は、コロナ禍での運営となり、難しい舵取りの連続だったと想像します。
開催にご尽力いただきました、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。