第36回 コダワリ表現装置

061124

本当はね、このブログを書く前に書いてあった原稿があったのです。

でも、今日風呂に入りながら「あ」と気がついてしまったもんで、書かずにはいられなくなってしまいました。

今、盛んに、というか、もう既にというべきか、「ウェブ2.0」という言葉が大流行しています。
ネコも杓子も「ウェブ2.0」のオンパレード。
そもそも何なんだ??

もともとはアメリカのオライリー・メディア社の代表、ティム・オライリー氏が発表した論文からこの新しい「概念」が誕生しました。

その日本支社「オライリー・ジャパン」の編集長 伊藤氏は川村と共にキリンシーグラムの「極楽クラブ」を創りあげた仲間で、私も懇意にさせて頂いています。

ね、実は凄いでしょ?ファンサイト(笑)。

オライリー氏の考えを日本に伝える先導者の伊藤氏いわく
「以前はインターネットが皆メディアだ、と思っていた。しかしインターネットはメディアではない。インターネットは水道やガスと同じインフラにすぎず、それぞれの書き手や情報こそがメディアなのです。」

「個々がメディアである」
もやもやしていたものがスキッとする言葉でした。
なるほど。

ブログやSNSといったまさしくウェブ2.0を象徴するツール(他にもたくさんあるけど)がここまで盛んになったのはなぜだろうか。

「あ!」

それは「ウェブ2.0」というのは、今まで一人一人がコツコツ大事に育ててきた「コダワリ」を、「価値ある情報として他の人にお披露目できる」仕組みだからだ!

そうだ「コダワリ」だ。

もちろんそのようなことはオライリー氏の論文でも、それを解説してくれた伊藤さんの言葉にもあったのだけど、まさしく今日は自分の言葉で実感したのです。

もともとはアナログだった私にとってウェブの世界が違和感なく、なんとか溶け込めるようになったことが、ウェブ2.0が私にもたらしてくれた最大の産物だったのです。
そしてそれを自分で言葉にできた、というわけです。

これは書かずにはいられない。

でも、それに気が付いたことはよかったけど、さらに今度は自分の「コダワリ」をしっかりと効果的に多くの人に分かってもらうにはどうしたらいいのか、という問題が。

ということで結局は難しい技術用語を勉強しなければならなくなっています。

なかなか簡単ではないですね。ウェブ2.0。

なかなか甘くないですね。
「コダワル」のって。

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