第6回 『背中は何を語るか?』

 今では、会う人の誰もが「ありえない」「信じられない」と疑う病を、以前、私は持っていた。

それは赤面症。実際に顔が赤くなることは無いのだが、気持ちの上で赤くなり、動悸も速くなり、汗を発することもある。相手に何から話し出せば良いかを迷いながら堂々巡りし、もう初対面の人と話せないくらい対人恐怖症だった。しかし、一度、垣根を越えて、相手の輪郭が見え始めると、病は消えている。

 それでは、赤面症を克服したのか?否、考えないようになったというのが本当だろう。

 想うに、初対面の場合、自分の話したことが相手にどう思われているのかを考え、失言はしていないだろうか、何か失敗してはいないだろうか、と先読みをしていた。そして、常に「マイナス」からの印象を自分の中に持ち、判断していたようだ。何かに対してのコンプレックス。

 おそらく、自分の中に自分なりの対人関係ルールが出来たことで病が表れなくなってきたようだ。

 鍋島風「対人関係ルール」を言葉にしてみる(初めての試み)。

◎ 相手を否定しない
◎ 相手を100%知ることは出来ない
◎ 相手の持っている知見・知識を認める
◎ 同じ相手はいない
◎ 同じ自分はいない
◎ 相手との共通なテーマを速く感受する(共通な最大公約数)
◎ 感じ取った共通なテーマを深耕する(最小公倍数に醸成)
◎ 相手を通して自分を知る
◎ 相手との間に第三者を介在させると、もっと相手が分かる
◎ 美味しいものを食べているときは相手も良い気持ちになる

さて、これからも、持たされている時間をタップリ使って、多くの相手を味わって行きたい。

背中は揺るぎない自信に溢れているか?
背中は揺るぎない自信に溢れているか?

花火

花火
瞬時に輝く花火は美しい。

1件のフィードバック

  1. 対人関係ルールに参考になりますね。
    仕事上でも、活用できます。

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