第932号『痛みの目盛り』
今月の6日土曜日、アクシデントに見舞われた。 自転車で転倒し左肩と腰を強打した。 プールでスイムの練習を終え、ロードバイクで帰宅途中のことである。 車道から歩道に移ろうとした。 これまでの経験からすれば特段難しいことでは
第931号『あちらにいる鬼』
井上荒野さんの『あちらにいる鬼』を読み終わった翌日、瀬戸内寂聴さんが亡くなった。 あまりのタイミングに少し、驚いた。 井上荒野(あれの)、という名前にひかれて手にとった最初の文庫本は『ベーコン』だったか・・・。 定かでは
第930号『続けられるだけ続けることに決めた』
11月に入り直ぐ、2022年度の日本トライアスロン連合(JTU)の一般会員に登録した。 前提条件として、年次ごとに更新されていくこの登録を完了しなければ、日本で開催される主な大会に出場することができない。 だから、まずこ
第929号『有隣堂本店』
横浜に暮らし、横浜の街で遊ぶ。 特に桜木町の野毛から関内は伊勢佐木町、黄金町にかけての街の風情が好きだ。 例えば、土曜の昼と夕方の間、4時ごろに根岸線関内駅で降りたら蕎麦の利休庵で一杯やりたくなる。 いい頃合いに店を出て
第928号『トイレ図書室』
週明け、ようやく緊急事態宣言が全面的に解除になった。 1年近く会っていなかった友人たちとの酒席の会も、幾つか復活した。 友たちとの再会は素直に嬉しい。 こうしたことも含め、自粛ムードだった夜の街も少しづつ活気を取り戻すこ
第927号『横尾忠則展を観た』
先週木曜日、東京都現代美術館で開催されていた横尾忠則「原郷から幻境へ、そして現況は?展」を観覧した。 都営大江戸線清澄白河駅で下車。 下町の風情を残す商店街を通り、徒歩10分ほどで美術館に到着した。 入り口にはすでにチケ
第926号『神殿か獄舎か』
9月後半、禁を破った。 緊急事態宣言の最中、県境をまたぎ都内に一泊二日で妻と遊覧の旅をした。 宿は、三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア。 おそらく数年後、数十年後、令和を代表する建造物として語られるであろう、隈研吾の
第925号『自社サイトをリニューアルしました』
数年ぶりに自社のHP(ホームページ)を全面改訂した。 これまで5回のリニューアルで出来たルールがある。 それは、入社2年目3年目といった比較的社歴の浅い社員が担当するということだ。 最初は僕が作ったが、2回目はデザイナー
第924号『導入対談 株式会社ATEA様 後編』
前号、923号での導入事例の後編である。 株式会社ATEA代表取締役大杉日香理様との対談の模様を、引き続きご高覧ください。https://atea.jp/about/ ●その表現は世界観からズレていないか 川村:御社のビ
第923号『導入対談 株式会社ATEA様 前編』
【ATEA 大杉代表】 数年ぶりに自社のホームページを全面改訂している。 今回で5回目。 加えて、起業して今年20年の節目の年。 これまで5回のリニューアルで出来たルールがある。 それは、入社2年目3年目といった比較的社