第722号『人脈』

【掴めないけど、それは確かにある】 いわゆる名刺交換会的な集まりには、参加しない。 過去に(それも会社を立ち上げた当初)二・三度出たことがある。 一枚でも多く、名刺を集めることが目的となり、気がつけば相手がどんな顔で、

第721号『ルーティーンだけでは成長できない』

【ダンベルセット】 不得意なスイムを少しでも上達したいと思い、肩周りの筋トレを昨年秋ごろから はじめた。 トライアスロンの指導をお願いしているコーチからのアドバイスである。 軽いバーベルで20回を2セット、徐々に増やし3

第720号『社員研修』

【お料理実習風景】 社員、百十数名を擁するシステムエンジニアリング会社社長H氏から電話をもら った。 「川村さん、若手の社員研修でお料理教室をやりたいんだ・・・」 H氏とは30年来の友人でもあり、お互い気軽に頼み事をする

第719号『火曜日の習慣』

【スイムキャップ】 冬の室内プールは気持ちがいい。 夏場と違い、格段に利用客が少ない。 水はきれいだし、入水してしまえば寒くもない。 とりわけ、晴れた日の早朝に泳ぐのは格別だ。 陽の光が、水面の反射しキラキラと輝き、水中

第718号『風流を楽しむ』

【備前焼の蕎麦猪口】 ひび割れた備前焼の蕎麦猪口が、三ヶ月ぶりに金つぎされ戻ってきた。 金つぎとは、ひび割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着し、さらに継ぎ目を金 (銀や白銀の場合もある)の粉で装飾を施す日本独自の修理方法

第717号『体幹を鍛える』

【サーキットトレーニング】 年が明け、1月2日に65歳をむかえた。 これで、正真正銘の高齢者の仲間入りである。 ところが、数日前、ニュースで日本老年医学学会などが、65歳以上と定義されて いる「高齢者」を75歳からとする

第716号『リストを作る』

【普段使いのコップ】 12月、街も急ぎ足で年末の風情が漂いはじめた。 少し長いお休み前、恒例にしていることが2つほどある。 ひとつは、普段使いのガラスコップの汚れをきれいに洗うこと。 少し大きめのボールにぬるま湯をはり、

第715号『自分のスペースの作り方』

【赤で囲んだ空間】 どんなに忙しい日々であっても、生活のなかに自分だけのための『スペース= 時・空間』を置いている。 例えば、朝の早い時間(6時ころから2、3時間ほど)にアトリエでコーヒーを 淹れ、本を読んだり、企画のア

第714号『言葉を理解するということ』

【企業ファンサイト入門】 2005年の夏、一枚の企画書を日刊工業新聞社書籍部に提出した。 商品はもちろんのこと、企業そのものにも個々にファンは存在している。 企業の多くが広告でファンやお客様とのコミュニケーションを済ませ

第713号『面倒な役割を乗り越える方法』

【アトリエ近くの入江にて】 アトリエのある集合住宅は、横浜市金沢区に35年前、大規模住宅エリアとし て開発された。 その1つの街区に12棟総戸数364戸。 およそ1200名が住んでいる。 今年5月、この管理組合の副理事長