第712号『セレンディピティ』
【お料理教室の風景】 「ボクが考えていたことは、こういうことだったのか」と思う(ひらめく)こと が時々ある。 それは、まったく別なことをしている時に、これだ!と思える情報を得たり、ふ とした瞬間に答えが浮かんだりする。
第711号『いぜなトライアスロン大会顛末記-2』
【ゴールを喜ぶ】 伊是名(いぜな)島は第2代琉球王、尚円(しょうえん)王誕生の地である。 一昨年暮れ、伊是名村役場が中心となり、尚円生誕600年祭の記念行事のプロジェ クトに関わることになった。 偶然とはいえ、ご縁を感じ
第710号『いぜなトライアスロン大会顛末記-1』
【フェリーから下船する】 先週末、今シーズン最後のレース「第29回いぜな88トライアスロン大会」に参 加した。 10年間のブランクを経て、60歳から再開して5シーズン目。 春からこのレースを1つの目標にして、トレーニング
第709号『ドメスティックとグローバル』
【弘前城とさくら】 さくらとりんご、ねぷた祭りで有名な、青森県弘前市で育った。 城下町らしく、商売人や職人、そして勤め人を親に持つ、雑多な暮らしぶりの子 供たちが形作る小・中・高校生時代だった。 いま振り返れば、豊かな共
第708号『掃除の効用』
【アトリエの掃除機】 ほぼ日を開けず、朝は掃除から始まるのが日課だ。 まずは、はたきをかける。 パソコンまわり、机の下、事務機器、書類棚などのほこりを払う。 次に、掃除機で床のちりとゴミを吸いとり、仕上げに雑巾で乾拭きを
第707号『しっかりと修正するために』
【月次経営実績報告書】 先週、経理顧問から「月次経営実績報告書」と「私の一言(顧問のアドバイ ス)」の、2通のレポートが送られてきた。 レポートは、定期的に送られてくるのだが、今回は1ヶ月ほど早い。 気を利かせ、危機管理
第706号『ものを創るということ』
【「空鏡」関根則夫写真展から】 学卒後、日活に勤めた。 当時、撮影所ではロマンポルノを創っていた。 日活を辞め、蒲田にある日本工学院専門学校の映像・デザイン・美術科の専任講 師になった。 30数年も前のことである。 その
第705号『自己責任ということ』
【海へ、泳ぎだす】 9月25日、日曜日 久々の晴れ。 この日、「第7回横浜シーサイドトライスロン大会」に参戦した。 スタートは、年代別に行われる。 第4ウェーブ50代以上の男子約150名。 9時46分、スタートのフォーン
第704号『無我夢中になる』
【ゼッケンNo.434】 雨続きのぱっとしない日が続くが、9月25日、今度の日曜日は晴れてほしい。 この日、「横浜シーサイドトライスロン大会」に参戦する。 6年も前のことである。 2010年9月5日、日曜日、晴れ。 横浜
第703号『苦境が強くする』
【耐える青森犬】 15年も会社をやっていれば、苦境に立つことはしばしばある。 例えば、納品締め切りを、あと数日にして作業が遅々として進まない状態にいた ったり、アイディアが閃かず、悶々とした状態が続いたり、支払のための資