第582号『「ファンサイト」を伝える-3』

13年前の起業時、ファンサイトという会社名を付けたこと事態、運命としか言 いようがない。 実は、ファンサイト以外にもいくつかの社名候補があった。 ・デジアール ・デジタルファンサイト ・デジファン いまとなっては、陳腐で

第581号『「ファンサイト」を伝える-2』

マーケティングとは何か。 一言でいえば、「顧客に、サービスや商品をより効果的に届けるための全て の活動」のことである。 ここ数年、インターネットでのマーケティング手法が、まるで季節ごとに入 れ替わるファッションショーさな

第580号『「ファンサイト」を伝える-1』

8月22日金曜日13時30分、快晴。 この日ボクは、夏日が容赦なく照りつける東急田園都市線鷺沼駅前にいた。 ここで、ファンサイトの仲間たちと落ち合い、横浜市都筑区にあるオンワード 総合研究所へと向かう。 タクシーで10分

第579号『アスリートとして』

昨年暮れから月2回、トライアスロンの個人レッスンを受けている。 ある日ふと、60歳を過ぎて、あとどれくらいこの競技を続けることが 出来るのだろうかと思った。 困難だけれど、ゴールした時の達成感は他のどんなスポーツに比べて

第578号『夏の終わりに』

夏は野心で始まり、挫折に終わる。 その心は、あたかも永遠に何を幾らでもしていいという開放感と、終わってみれ ば、それが幻想であることに気付かされ、現実に引き戻される時の寂寥感に打ち のめされるということを・・・。 それで

第577号『居酒屋にて』

会社を設立して、神田佐久間町に事務所を構えた。 その後、内神田に移る。 そこも手狭になり、人形町にほど近い浜町にアトリエを持った。 数年前、浜町を引き払い、現在は横浜にアトリエを、神田錦町に営業の場を持ち 動いている。

第576号『半日断食』

流行でやっているわけではないが、朝目覚めてからお昼ご飯までの間、水と一杯 の青汁以外、口にしない。 青汁を飲んでしばらくすると通じもよく、スッキリとした気分でいられる。 昼と夜はいままで通り、肉も魚も酒も変わりなく、食べ

第575号『ふるさと』

津軽の夏祭りが始まると、TVニュースで流れた。 そして、聞き慣れた祭り囃子と太鼓の音色も聴こえてきた。 匂いもそうだが、音も普段眠っている記憶を呼び起こす。 幼いころ、この季節になると父、母、弟と一家4人で祭りに出かけた

第574号『小さな旅』

馬齢を重ね、見えてきたことがある。 何事もほどほどに、無理をしない。 これまで大概のことはやってきたから、どの程度の加減でどうなるかが予測 できる。 日々の暮らしにそれほど大きな出来事が起こるはずもないし、大過なく過ぎ

第573号『トイレ掃除』

毎週月曜日の朝、アトリエには男女あわせて7人のメンバーが集まる。 「fun meeting」と名付けている会議に全員参加するためである。 ここで、今週の業務進行や営業進捗などの確認をする。 そして小さなアトリエの、1つし