第503号『2012年極私的映画ベストテン』

昨年1月から12月までの間に観た映画、131作品。 外国映画、邦画、新・旧、映画館で観たものから、自宅でDVDで観たものまで含めての 数である。 毎年、恒例にしている極私的ベストテンにまとめてみた。 実は、昨年から見続け

第502号『初めてのインフルエンザ体験記』

異変を感じたのは、恒例となった走る仲間との新年会も終わりかけの時であった。 自宅兼用の仕事場に昼ころ集まり、近くの公園を小一時間ほど走り、シャワーで汗を流す。 そして、ほとんど、これが目的と言っても過言ではない二次会へ。

第501号『目的と手段』

昨夜、久々に体重計に乗った。 恐れてはいたことだが、体重4kg 体脂肪3%も増えていた。 すべての原因は、この年末年始、欲望と世俗に流されるまま過ごした結果である。 何かしら文明の成り立ちと、似ている。 栄華を築き上げる

第500号『ことば化すること』

今年も、手帳作りの時期になった。 既存の手帳に線を引いたり、図を描いたり、表を画いたりとアレンジするのだが、 この作業、意外と手間ひまがかかる。 手帳には、打ち合わせの日時を記載するだけではなく、行動のほぼすべてを記録す

第499号『彼女の名前はリズ』

猫と暮らしている。 彼女の名前はリズ。 もう、10年も寄り添ってくれている。 外には出していない箱入り猫である。 住まいと兼用のアトリエ(仕事場)で、日がな一日を過ごしている。 人間以外の生き物がいることは、居心地がすこ

第498号『TROUBLE WITH THE CURVE』

週末、映画『人生の特等席』を観た。 イーストウッドは役者として『グラン・トリノ』以来、4年ぶりのスクリーン登場。 本作で監督デビューを果たしたロバート・ロレンツは、イーストウッド自らが、唯一愛弟子として認めている人物であ

第497号『記憶のスイッチ』

9月、茅ヶ崎海岸でトライアスロンの練習会に参加した。 朝、晴れ間もあったのに茅ヶ崎駅に着いたた頃には雲行きが怪しいくなり、雨も降りだした。 駅から海岸まで歩いて20分の道のり。 10分ほど過ぎたころから、雨脚が激しくなる

第496号『O島成功の秘密』

先日、ファンサイト通信への投稿で、ユウジロウさんというニックネームの方からメールをいただきました。 ユウジロウさんからのご意見は、ファンなんて、作為的にできるものではないといった内容でした。 ファンは自然発生に生まれるも

第495号『Cワイナリー成功の秘密』

493号から、ファンが集まる場作りに成功した事例を紹介している。 今回紹介するのは、年間30万人来場するワイナリー『カーブドッチ』。 いまでは、1万人を超える会員も登録しているという。 このワイナリーは、前回、事例紹介し

第494号『「安穏廟」成功の秘密』

A社ウォーキングシューズの販促企画を通して、ファンの存在に気が付き、気になり始めた頃、 もう1社得意先を担当していた。 大阪に本社を置く、大手葬儀会社。 その、東京進出のコミュニケーションプランを任された。 大阪を中心に