第383号『行列のできる店』

【鯛焼き 人形町柳屋】 いま、浜町にあるアトリエは仕事場と住まいを兼用している。 Q.「お住まいはどちらですか?」 A.「浜町です。」 Q.「ああ、浜松町ですか?」 A.「いや、人形町そばの浜町です。」 こんな遣り取りの

第382号『リーダー不在』

選挙公約を守らないだけではなく、自らの発言も二転三転し、迷走するばかりの首相。 惨敗しても、辞意は冗談でしたと、ヌケヌケと言い放つサッカー日本代表監督。 いま、恥を知らないリーダー達が闊歩している。 こんな時、決まって「

第381号『モーニング珈琲』

取材でも、出張でもなく、京都で遊ぶ旅をした。 初日、一番の目的だった「長谷川等伯展」を観た。 そして翌朝、迷うことなく珈琲店へ向かった。 京都の旅の楽しみの1つに、朝のモーニング珈琲は欠かせない。 「イノダコーヒ本店」、

第380号『長谷川等伯展を観た』

3月、東京国立博物館で開催されていた「没400年 特別展『長谷川等伯』」を見逃した。 暫くして、「長谷川等伯展」が京都国立博物館へ巡回されることを知った。 長谷川等伯は、1539年、能登七尾に生まれる。 はじめ、絵仏師と

第379号『キーワードは「教育」』

日本のクラシック音楽界をリードしてきた楽団のひとつ、日本フィルハーモニー交響楽団。 いま、ファンサイトでは、親子で楽しめる日本フィルファンサイト「楽しい音のおもちゃ箱」サイト制作のお手伝いをしている。 サイト制作のコンセ

第378号『100冊』

日々、仕事をしていく上で抱えている課題を解決するためには、本を読むことがどうしても必要と感じた。 だから、とりあえず年間100冊の本を読むと決めた。 100冊という数に特別理由はなかったが、たくさん読む、という決意を具体

第377号『光明』

映画「フローズン・リバー」を観た。 コートニー・ハント脚本/監督の本作品は、08年のサンダンス映画祭グランプリ獲得をはじめ、09年アカデミー賞オリジナル脚本賞にもノミネートされた。 現在、アメリカのインディペンデント映画

第376号『現在過去未来』

35歳、人生70年として丁度折り返しに立ち、これまでの来し方を俯瞰してみる。 そして、これからの行き方に想いを馳せる。 人生、このままでいいのかという自問。 35歳前後に、人を襲う迷いを「ミッドライフクライシス」と呼ぶ。

第375号『仲間づくり』

小さな規模ではあるが、SNSを1つ運営している。 お料理と、おもてなしやパーティが大好きな人たちが集まるコミュニティサイトである。 もともと、お料理研究家の友人を応援しようと、妻と相談し、始めたものだ。 先日、このサイト

第374号『「風邪の効用」再読』

先週、金曜日知人の退職祝いの席で、なんとなく体の怠さを感じた。 そして間もなく、悪寒が走る。 この時、確かに風邪菌が体内に入ったと感じた。 2次会には出ず、帰宅し床に就いた。 久しぶりに、土日と予定もなく、まるまる時間が