第217回『ベンチャーを楽しむ?!』
▼ベンチャー嫌いの大手組織 いま、多くの企業の市場戦略が、新しい市場を生み出せないという「壁」に突き当たっています。 即ち (1)周到な販売計画を実行しても、期待通りに商品が売れない (2)優れた商品を販売するだけでは
第216回『来年はどう生きる?』
▼進めば地獄、退いても地獄? お歳暮商戦、すでにスタート。10月の声を聞くと、もはや年末を視野に入れなければならなくなります。しかし、今年は年末どころではなく、どう乗り切っていくか?次年度以降に向けてどう経営の舵をとっ
第215回『こんな時代こそ大胆が大切』
▼老舗ブランド「コーチPoppy」 先日、日帰り旅行の帰り軽井沢よりコーチの袋を持った女子達が新幹線に乗ってきた。 聞くところでは不況のあおりで高級ブランドが軒並み苦戦しているなかで、米ニューヨーク生まれのブランド「C
第214回『自分が消され書き換えられる市場の到来』
▼ドラマ「IS」のもつ予感 9月になりTV番組も様変わりしていくのが通例です。かつてはナイターを軸に編成が行なわれていたことがこうした編成になっていたと思われますが、現在はどうなのでしょうか? とくに今年は様々な出来事が
第213回『「関係性消費」と言うあたらしいシンボル』
▼クワタDOCOMOのCM 老人閑居してやることと言ったらTVを見ることくらい・・・まさに知の堕落ですが、ま、惚けるよりはいいか、とも・・・。 そんな中、美少女とともに一寸惹かれるのがDOCOMOのスマートフォンのCM
第212回『「阿修羅」「胡桃の部屋」「下流の宴」そして・・・』
▼卓袱台からダイニングテーブルへ 夏の日の徒然に、心に残るTVドラマを思い浮かべています。 別に歴史的な系譜を辿る気はないのですが、きっかけは「家飲み」の原稿を書いていた折、ふと「食文化」の中心である食卓に思いが行った
第211回『「家飲み」が新しい』
▼注目したい食文化の変化 「知足消費」が、消費のトレンドとなりつつあります。そしてこの消費傾向は、3:11の災害によって一層拍車が掛って来たと思います。そうした消費スタイルの一つが「家飲み」ではないかと思います。 家
第210回『3:11で露呈した2つの負』
▼専門性と上から目線 3:11以来、露呈した負の側面は、私たちの業務と関連づけて見ると、大きくは2つではないでしょうか? 一つは「専門性」の問題です。もう一つは「上から目線」です。この二つはお互い絡み合っているようで
第209回『TEMPEST』
▼掌の砂の城 W・シェイクスピア最後の戯曲とされている「TEMPEST」、移動の合間に鑑賞しました。 この戯曲については余りに有名ですので、コメントを差し控えますが、しかし、私だけかもしれませんが、シェイクスピアという
第208回『何も解決していないインターネット広告?! 』
▼インターネットは補完メディア? インターネットがメディアとして期待されてけっこうな時間が経過していますが、そのわりには、残念ながら広告メディアとしてのはかばかしい成果はあまり聞かれません。 もちろんインターネット広告出