第447回 初七日の奇跡

先週の父の永眠からちょうど1週間が経った初七日の昨日、無事に告別式を執り行うことができました。 母は長女で、三人の妹と一人の弟がおり、その子供や孫も含めなんだかんだと30名以上にもなりました。 私が小さいころからしょっち

第446回 いのちの仕舞い方

「終わりにする。」「完了する。」という意味の書き方で「仕舞う」ということばをご存知でしょうか。 調べてみたら、平安時代に生まれた能の形式を指すものなのだそうです。 人生が壮大なドラマであるとするならば、それをどう舞うかは

第445回 日本はどこへ

最近、下町工場の社長さんらと話すことがあります。 彼らは素晴らしい技術、情熱をもって高度経済成長時代の日本を支えてきた方が多いです。 しかし実際はアベノミクスの恩恵など全く受けていないと聞きました。 かたや大企業はバブル

第444回 藤野の山はタフでした。

一昨日は朝から雪。予報で分かっていたものの、朝から真冬に戻った相模原でした。 それでも昼前には雨に変わり、さすがにもう大丈夫だろうと思い、さらに相模湖を超えた県境の山の集落 藤野にある友人の家に向かうことにしました。 山

第443回 疑う人

戦後最大の規模で進行している森友・加計学園疑獄事件。 もうすでにテレビで嫌というほど放送されているので、詳しくは触れませんが、事態は2名の工事関係者、2名の財務省職員が自殺、一人は未遂。 さらに証拠を握る籠池夫妻の長期勾

第442回 映画「The Greatest Showman」観ました

私は妻とよく映画を観ます。劇場上映も、DVDも、ジャンルもそれほど問わず。 そんななかで先日観たこの映画「The Greatest Showman  (邦題グレイテスト・ショーマン)」は過去ベスト5に入る傑作でした。 そ

第441回 畑をはじめます。

私が一昨年相模原に越してきたのは、農的な暮らしをしたかったからです。 畑で野菜を作れるということを通じて、東日本大震災後に「自分で食べるものは自分でつくりたい」という願いを少しずつですが実現してきました。 また自分だけで

第440回 キーボードフィンガー

まだまだ寒い日が続きます。 本当に今年の冬は寒い。今朝も家が暖かくなるまでしばらくかかりました。 最近そんな寒さと「キーボードフィンガー」また「手根管症候群」なる職業病に悩まされています。 これはパソコンを多用する人にあ

第439回 東シナ海タンカー事故について

1月6日に発生し、1週間近く漂流して沈没したイラン国籍のタンカー「サンチ号」の重油流出事件。 過去最大級の重油が流れ出し、奄美大島や沖縄はじめ、近隣の島々に続々と流れ着いています。 昨年千葉と兵庫から奄美大島に移住をした

第438回 やさしい変容

まだまだ雪が残る相模原で、この季節の恒例行事になったことがあります。 それは「味噌仕込み」です。 もうすでに手前味噌を作りはじめて5年目になりますが、自炊が増えていること、 無添加、自然栽培の大豆でつける味噌のおいしさに