第7回 九十九里と越境の可能性
あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。 先日、千葉県の九十九里へ、煮干の生産現場の取材に行ってきました。 館山などの内房地域には何度か行ったことがあるのですが、外房を訪れるのは初めての経験でした。
第6回 拘りとはなんだろうか
先日、電車の中に折り畳み傘を忘れてしまいました。 その日は問い合わせても出てこなかったのですが、3日ほどしてまた窓口を訪ねてみたところ届けられており、無事手元に戻りました。 特に高価なわけでも、おしゃれなわけでもない、茄
第5回 石岡良治『視覚文化「超」講義』における「ファンコミュニティ」
石岡良治『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)という本を読みました。 タイトルだけを見るとアヴァンギャルドな映像論なのかと思いますが、実際の内容は映像の誕生から現代までの流れを丁寧に追ったものとなっています。領域横断
第4回 季節の変わり目
「季節の変わり目」と言われる時期になりました。しかし、実際のところ「今日から秋!」とはっきり意識できる日というのは、そんなにない気がします。 変化というものはいつも目に見えない速度で進行するもので、小さな差異の積み重ねの
第3回 「わるくない」という言葉
僕のブログのタイトルは「わるくない記述」です。 どうも昔から、この「わるくない」という言葉がすきなのでブログ名にも使わせていただきました。 この「わるくない」というのは「悪くない」ですが、これは責任逃れの「俺は悪くない」
第2回 下りながら始めてみる
僕の家は横浜の北、青葉区にあります。そして、ファンサイトのアトリエは京急富岡にあります。 僕はアトリエに毎週初めに出勤するのですがそうなると横浜市を縦断する形で山から海に向かいます。 多くの人が都会に向かう中、全く別の動
第1回 はじめまして
はじめまして。 7月1日よりファンサイト有限会社に勤務させていただくことになりました、安原真広です。 これまではファンサイトよりお仕事をもらう立場でしたが、これからは社員として自らの手で仕事を作っていきたいと思っておりま