我が家(特に妻)には「しあわせ」シリーズが2つあります。
ひとつは「しあわせの飴」となづけた、金色の包み紙にくるまれた、五百円玉くらいのキャラメルです。
噛むと奥歯の詰め物が取れてしまうくらい”やわ固”のそれを、食後ゆっくり味わうことで、仕事でONの気持ちをOFFに切り替えてくれます。甘い香りとやわ固の舌触りが、高ぶった気持ちを優しくやわらげてくれます。
ふたつめは「しあわせのテレビ」となづけた、WOWWOWで22時や23時に放映している海外ドラマです。
その日の妻の気分で、録画しておいた様々なジャンルの中から1本だけを観ます。気持ちに余裕があるときには、シリアルキラーをプロファイルするCIAものを。ちょっとイラっとしたときには、軽快なものやコメディータッチのものを。
気分次第なので、選ばれないと数話分たまってしまうタイトルもあります。
これらのドラマが気分をリフレッシュしてくれるのはもちろんですが、ドラマを観ながら二人でしている「声あてごっこ」も愉しみのひとつです。
「この吹き替えの声って、※※に出ていた**役と同じじゃない?」「うーーん似てるけど、声の高さが違わない?」「トーンを落としているだけで語尾のかすれ方とかそうだよ」
バカップルの会話でお恥ずかしい限りですが、わりとこの会話は登場します。
また、かれこれ25年以上海外ドラマを二人で観ているので、かなり昔のドラマに出ていた俳優さんが現在のドラマにチョイ役で登場するときもあり、その瞬間はふたりでソファーから立ち上がり「ナッシュブリッジスに出ていたペペだ!!」「特攻Aチームのモンキーだぁ☆★」と大喜び(バカップル#2ですみません)
ふたつとも、寝る前の小一時間をしあわせな気持ちにさせてもらえる大切なものです。
うまく言えませんが「しあわせな飴」「しあわせなテレビ」よりも「しあわせの飴」「しあわせのテレビ」の方が心持ちを表している感じがして、しっくりきます。
ここ数カ月「しあわせご飯」について考えているのですが、こちらも「しあわせなご飯」よりも「しあわせのご飯」の方がしっくりくる感じかなぁ・・・
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