2021年度のアスパラ出荷が始まりました。
今年もとっても美味しいです!
収穫が始まってから1週間後位からを目安に
私のショップご予約分の出荷をスタートさせています。
出荷スタートの合図は、レッスンで食べ始めをしてから。
程よくコンディションが整った後を重要視しています。
味のコンディションは大切ですよね(笑)
あと1つ。
ここ数年は暦をみて、縁起の良さげな時を選んでGO!と農場へお願いしています。
去年は大安でスタートさせました。
今年は収穫始まった合図をもらってから暦を見たら満月がタイミング良かったので、セレクトしてみました。
月の満ち欠け。神秘的な事が色々書かれていたので、少しご紹介したいと思います。
地球を真ん中にして、月と太陽が一直線に並んでいる状態が「満月」。
地球は月の引力と、太陽の引力と両方から引っ張られている状態だそうです。
この両方向から引っ張られている感覚が、生物達にも、程よく緊張感が高まるとか。
私達人間の感情にも影響を与えてるそうで、イライラ感が募ったり、心身のバランスを時には崩してしまったり、ピーンと張り詰めた状態がそうさせるのでしょうかね…
私の身体で思い当たる点は、毎回ではありませんが、満月になるとちょっと身体がだるく眠たくなります。
逆に新月時期は、かなり軽やかな感じがします。
「満月」は別名「ハーベストムーン」(収穫の月)とも呼ばれる事もあるようです。
作物の種類にもよりますが、新月の日に種を撒いて、満月の近くに収穫をする。
樹液が実や花の部分に集まるのが満月時期だそうで、みずみずしい状態で収穫出来ると言われています。
アスパラに関してだけではありませんが、瑞々しさを保ったまま定期的に収穫を続ける為には、やはり太陽の恵みと適度な雨が必要です。
ですので、毎年収穫が始まると産地の天気予報を毎日チェックしています。
程よく陽気で、程よく雨が落ちて。
ホワイトアスパラガスの真っ白で妖艶な姿を見て程よく湿度を保ち紫外線からお肌を守ったら、こんなに美しくなれるのね!
って毎年やってくる美人のホワイトにうっとりしています。
収穫がスタートして1週間経った昨晩、茹でたものとグリルしたものとの調理法を2パターンで食べてみました。
やっぱり今年も…美味しいです!って言葉しか表現方法が見つかりません。
昨年に引き続き、残念ながら札幌も緊急事態宣言中です。
5月、6月は、私の教室も一番賑やかなシーズンを迎えているのですが今年も自粛ムードなので、アスパラ料理を生徒達と囲む事も半分以下のスケジュールとなり、本当に寂しく残念です。
今年のフェスの盛り盛りな前菜は、山と海の初夏の味をイメージ。
魚介類と茹でたアスパラ達を饗宴させています。
地物の「北寄(ホッキ)、ホタテ、毛蟹」魚介と相性がいいタイム(ハーブ)でマリネをし、フルーツは、キウイとグレープフルーツを。
茹でたアスパラ3種をどーんとお皿に並べます。
紫は生でも十分美味しいので、生と茹での2パターンで食べ比べ。
ソースは、シンプルに塩をパラパラかけて、オリーブオイルをまわしかけるだけ。
添えたレモンをお好みでギューーーっと絞り食します。
食べる寸前に柑橘を絞るアクションが、香りの連鎖を誘い心地良い気持ちになりますよ。
ワインは白で楽しみましょう。
最高な時間が流れます。
何はともあれ旬がスタートしました。
始まったね~と思ったら1か月間であっという間に旬が終わってしまうのが、アスパラ達の運命です。
農場も早起きだけど、私も早起きで遅寝。でも何故かタフな1か月間旬の巡りは、身体の気の巡りも整えてくれます。
北海道からイタリアの香りと美味しい野菜を
イタリア料理教室 Mercato Ottimo