「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」。
3月も始まったばかりですが「あっ!去ってしまった~」と思う前に春の始動の準備を入念に整えたい所です。
1月と2月。
ニュースにも度々映像が出ていたのでご存じだと思いますが、札幌の豪雪ぶりに驚いた2か月でした。
昼間はプラス気温になる日も増え雪融けが進みつつありますが、大雪の影響はまだ続いています。
身近な話題だと「ゴミ問題」です。
日ごとに収集されるゴミが数日遅れで収集されていて、ゴミステーションがゴミの山になっています。
幸い冬なので、ゴミ臭の被害はありませんが、小路の排雪が不十分なので、行き交う車が
譲り合いをしなければ通行出来ない状況が、未だに続いている札幌です。
と言う事で、1月、2月は早かった実感はありますが吹雪の日も多く、外出もタイミングを見計らったり、出ちゃいけない日が多かった。
「今日は家に居よう」そんな日が多かった2月。
気が付いたら月末でした。
1日1日の過ごし方としては、比較的のんびりと過ごせたように思います。
スケジュール帳の外に、何でもノートに様々な事を書き記して持ち歩いています。
ノートには、仕事の事(スケジュール)、メニュー考案、テレビやラジオ、ネットや本等で心に響いた言葉、忘れそうな事など、夜寝る前に翌日のスケジュールを大まかに書くのが日課です。
年に5冊程出来上がります。
スケジュールで出来た所にチェックを入れ、未完成には丸印をつける。
スケジュール=やる事リストとなるわけですが、「やりたい事」を週の始めに、何でもノートに書き留める事にしました。
1月に手帳にやりたい事を書き留めているのですが振り返ってみると、年末になっても
ほぼ手帳を見返す事がない事に気がつきました。
ならば、毎日のやる事リストと一緒にやりたい事リストも何でもノートに書こうじゃないか。と思い、今週はこれをやれたら楽しくなりそう♪心を弾ませたくて書き始めました。
あと夜寝る時に、行きたい場所を考えて寝るのが好きです。
3月になると「やりたい事(挑戦したい事)が次々と思い浮かんでしまい時間が足りません。
2月から入荷してくる柑橘祭り(ネーブルオレンジやレモン等)の手仕事が、てまひまをかける程、色々な作品を作りたくなっています。
どうやったら効率よく出来るかな?と、今日も去年していた工程をちょっと変えてみて、製作してみました。
いつもと違う工程を踏んでわかった結果がまた勉強になり、物作りは結果が見えて楽しいです。
理屈をわかるのもいいけど、手先で覚えないと納得出来ない事もある。
1週間前にやりたい事リストに書いた「ネーブルオレンジの手仕事」。
作業工程は単純作業ですが、1週間毎日手をかけ完成させました。
フランス生まれのお菓子です。
フランスは訪れた事がないので、今まで作る事に躊躇していましたがコロナ渦が収束し、自由に行き来できるようになったら、フランスとドイツには行ってみたいので、その前にちょっとお勉強しておこうと思いトライしました。
正確にいうと、フランスのアルザス地方へ行きたいのです。
理由は単純ですが、アルザス方面のワインが好きです。
ジャム作りの産地でもあるので、本場で習ってみたい(これもやりたい事リストに
載せてあります)。
初めてのオランジェット。
広島の農家さんからわけて頂いた小ぶりなめんこいサイズだった事がきっかけで「作ってみたい」気持ちが湧いてきました。
素材(ネーブルオレンジ)の力を信じ何とか完成しました。
オランジェットは(シロップ漬けのオレンジをチョコでコーティングしたお菓子です)
今回勉強になった点は、じっくり日を費やしてフルーツに糖を浸透させる工程です。
フルーツが本来持っている色の鮮やかさを保つ事。
初めてトライした工程なので、来年も続けてやりたい事リスト載せたいと思います。
完成したオレンジのコンフィ(シロップ漬)ベースに、焼き菓子等で展開したいです。
素材の特徴が出るような作品を作りたいので、まだまだ勉強を重ねなくてはならないですが、取り合えず味見隊(生徒達)の反応を見てから、レシピの仕上げ最終段階へ進もうと思います。
2月は高い雪山に閉ざされた1月でしたが、南の産地から旬のビタミンカラーが届くと、長い冬もいずれ終わり春は確実にやってくるぞ!と嬉しくなります。
柑橘の心地良い香りと酸味で身体の気を巡らせて春に向かって行きましょう。
北海道からイタリアの香りと美味しい野菜を
イタリア料理教室 Mercato Ottimo