1か月続いたアスパラシーズンも
そろそろ終盤を迎えています。例年だと「遠慮は不要~存分に食べたいだけ
アスパラを楽しむ1か月」となるのですが、、、
今年はちょっと違いました。
5月の北海道。太陽はちょっと元気がなくて、雨も多く晴れ間が続かない。
太陽のエネルギーと言うのは、作物の成長に直結していて、私達が
やきもきしてもどうにもならい。ただただ待つだけ。
5月下旬に出荷がスタートしたと思ったら、農場から電話が鳴りました。
繁忙期の電話は、経験上いい話題ではない。(笑)
私「どうしたの?」「カート(販売予約)止めてって事?」
予感は的中しました。
聞き取ると、収量見込みが予約数を上回り、最悪発送をキャセルしかねない
という流れでした。天気が回復するまで、目途が立たないので、一旦
カートを早々に閉鎖する事にしました。
例年これからご予約をお受けするお客様がまだいる状態のまま
ちょっと不完全燃焼でのカート閉鎖。
自分を責めました。取りこぼしがあった理由を検証してみる。
そんな時に限り、集中して問い合わせが入り、現状を伝えてお詫びを伝え
ご予約を受けても、発送の確約が出来ない旨を伝えて
諦めて頂くしかない。レッスンで使うアスパラも、やりくりをして
遠慮気味と行きたい所ですが、来年向けの広報もあるので
そうはいかないので、レッスンは予定通りに開催しましたが
今年は生徒達にも、リピートでの引き取りは我慢してもらう事に。
一番気をもんでいるのは農場ですので、天候回復をぐっと待つしかない。
という6月上旬でした。
お客様には、じっと待って頂く事となりましたが
「終わり良ければ全て良し」フレーズに感謝の気持ちが湧きました。
お客様からの声は、とても励みになります。
ご自宅用で召し上がつてから、美味しいので離れた家族にも届けて欲しい。
毎年ギフトでのご予約は、色々な思いが込められています。
今年も嬉しいコメントを沢山頂戴しました。
「み~んなハッピーになるアスパラ!届いたら、喜ぶこと間違いなしです」
季節ごとに家族みんなで集まるのが恒例だったコロナ渦前
今はコロナで集まるのが我慢。そんな時は、みんなと共通に美味しい旬を
楽しみ、共通の話題で盛り上がれるそうです。
また、ご贈答品で届いた方からも、ご注文を頂く事も多く嬉しいです。
自分が食べて美味しいと思ったものを、大切な家族にも食べて貰いたいと
贈るのって素敵な事ですよね。
ショップを運営していて、お客様から頂くメッセージで
私が幸せを分けてもらっています。
「アスパラで初夏を味わう」
巡る季節の中で、これを食べると初夏がやってくる。
それがアスパラです。というメッセージも多く
私もそう思います。
6月の北海道はベストシーズンのスタート
日中は半袖姿で陽気に。夕方はしっかりと涼しく爽やか。
とても過ごしやすい季節です。
陽気な空の下で、ご馳走ぎゅうぎゅうのピクニックboxを
もって身体と心を整えたいものです。
札幌も、オリンピックの開催準備が急ピッチで進んでいます。
移動の制限がまだ続き、外ご飯も遠慮がち。
先は見えないような、雰囲気ですが
ちょっと楽しい企画を考えています。
1年の暦と同じように太陽の動きをもとにしていた
春夏秋冬の四季を、更に6つに分けた二十四節気(にじゅうしせっき)
季節の移り変わりに、旬のご馳走と季節ごとに変化する身体に
耳を傾ける。そんなイメージで進行中です。
何事もオリンピックが終わったらかな?
来月で2021年も後半ですね。
スケジュールは立てておいて、その時が来たら動けるように
段取りだけはとっておきたいです。
やっぱりアスパラ食べると元気になれて
意欲的になる気がします。(笑)
夏至を迎えましたし、暑さも徐々に増し、これから本格的な
夏がやってきます。食卓に並ぶご馳走も、地の作物の占有率が高くなります。
本当にうれしいです。
来週からは、初夏を味わう近郊フルーツへと
続きます。
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