しばらく空いてしまいましたが、みなさんGWはいかがでしたか?
私はこれまでと同様、定期的に行っている友人の畑で過ごした程度で、他はどこにも行きませんでした。
その代わり、今度のGWは、これまで私が関わったイベントの中でも最大規模のイベントの準備にてんてこまいでした。
そのイベントとは6/18(土)に、横須賀三笠公園で開催される「ゼンダマフェスinYOKOSUKA」という音楽フェスです。
このイベントは、「未来をつくる。明日を選ぶ。」というキャッチコピーにあるように、党派や思想に関係なく、7月に予定されている参院選への参加を呼びかけるための市民音楽フェスです。
「ゼンダマ」は、みんなで未来をつくるために、違いを認めあいながらも自分の意志で自分のあしたを選ぶ、つまり選挙へ参加する人をこの星に暮らす「菌」にたとえ、その菌を増やすために選挙について最高の音楽を聴きながら考えようという主旨です。
昨年末に、震災後に知り合った友人より「どうしても開催したい」と依頼されて動き出した計画なのですが、出演してくれるアーティストのみなさんにも主旨を理解してもらわないといけないし、フェスというからには飲食ブースがないと盛り上がらないし、飲食ブースを出すには行政の後援が必要。
また政治的な色はない、といいながら選挙前なのでどうにも判断が見えない。
さらにそもそも予算のめども何もない状況で、依頼された私はもともと音楽フェスをやることが目標ではありましたが、「今からなんて無理だろう・・・」と内心開催不可能な理由がどこかで出るだろう、と感じながらのスタートでした。
それが、若いころ素晴らしい音楽イベントを見た横須賀三笠公園の野外ステージがたまたま空いていたところから、このミラクルといえるストーリーがはじまりました。海の目の前の素晴らしい場所で、フェスには最高の場所です。
イベントをインパクトのあるものにするために、私や友人のネットワークで出演者を募りだしたところ、NHK「にっぽん紀行」のテーマ曲などで著名なピアニスト、ウォン・ウィンツァンさんほか、市民オーケストラや合唱団など、プロアマ問わず素晴らしいアーティストがみな二つ返事でOKしていきなり9組も決まってしまいました。
音響も、フジロックフェスティバルなどを仕掛けた会社が破格の値段でサポートを快諾。
さらに音楽の合間にトークセッションを入れたいとゲストを打診したら、俳優石田純一さん、作家のロバート・ハリスさん、映像作家の丹下紘希さんらも快諾。
その後、最大のハードルの一つである横須賀市の後援についても、市の観光課を友人から紹介してもらい、商店街の方の協力も経てアタックしたところ後援を獲得することに成功。
テントもほぼ無償で貸してくれるところが出てきてくれたり、救護を担当する医師のチームが出てきてくれたりと、あれよあれよという間に「やらなくてはならない」ところまで来てしまいました。
最後のハードルは予算と当日の集客。
総予算200万円を開催1ヶ月にして集めるチャレンジを、クラウドファウンディング(寄付サイト)で募ろうとしています。
無謀かと思われるかもしれませんが、私らが培ってきたネットワーク、出演者の影響力、そして何よりここまで奇跡の連続できた「見えない力」によって、達成できると信じています。
この規模のイベントをようやく実行委員として開催できるところまできたのだ、と感無量です。
とにかく無事に明るく楽しい音楽を聴きながら明日を考える1日を成功させるため、全身全霊で望みます。
6月18日まであと1ヶ月。
ここから毎週、このフェスについてお知らせしていきます。
現在はFacebookページのみですが、ウェブサイトも来週オープン予定。
主旨にご賛同いただければ、当日ぜひ横須賀三笠公園にお越しください。
また、運営資金へのご協力もぜひ、ぜひともお願い致します(笑)
最後に、私が頭を振り絞って書いたこのフェスの開会宣言を記載します。
みなさんと当日、一緒に歌えることを楽しみにしています。
「ゼンダマフェス in YOKOSUKA」開会宣言
わたしたちはすべて、この星に暮らす
小さな「菌」のような存在だ。
だから、この星を少しでもよくする
「菌」がもっと増えたらいい、そう思う。
みんなで未来をつくるために
違いを認めあいながらも
自分の意志で自分のあしたを選ぶ。
そんな「ゼンダマ菌」がこの星に増えれば、
この星はもっと楽しく、もっと優しく、もっと元気になれるはず。
未来をつくり、あしたを選ぶための祭りが
いま、YOKOSUKAではじまる。
「ゼンダマフェス in YOKOSUKA」開催します。
日時:2016年6月18日(土)11:00〜17:00
入場無料 キッズスペースあり。
場所:横須賀市三笠公園
http://www.kinenkan-mikasa.or.jp/map.html