2年前、横浜の友人らとはじめた「YOKOHAMAデモクラシー道場」。
建設的で論理的なディスカッションを、もっと気軽にしながら、民主主義を体現するためには何を学べばいいのか、というのが開催の目的でした。
第1回はジャーナリストで、現在は東京MXTV「モーニングクロス」のメインアンカー堀潤さんをお招きして「小さな主語」で自分ごととして社会のことを語ろう、というメッセージをいただきました。
それ以後、原発事故後現在までずっと東電の取材を続けるおしどりのお二人、「紛争解決人」として、世界中の紛争で武装解除してきた伊勢崎賢治東外大教授、「あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)」の太田啓子弁護士や小口幸人弁護士など、錚々たるメンバーをお呼びし、ファクト(事実)ベースのお話を聴きながら、意見を出し合ってきました。
開催当初からコンセプトは「特定の政治色を出さずに、いろんな方の意見を聴きたい」ということ。
そこで毎回、市内の各政党の議員事務所にFAXを送って参加を呼びかけてきましたが、伊勢崎さんのときに民進党と共産党、無所属の議員さんが来てくれただけでした。
しかし今度の4月21日(金)に、関内のさくらワークス関内で開催する「パブリックミーティング みんなで考える 理想の学校のすがた」には、2年目にして初めて自民党の市議も参加してくれることになりました。
第9回目となる今回のテーマは、文字通り「理想の学校とは?」。
いつもは2時間だったものを3時間のスペシャル版の二部制にして、一部はこの冬大きな話題を呼んだ「原発避難いじめ問題」について、各党の議員さんからの報告と意見を聴き、二部では一部で抽出された課題について全員で意見を出し合うというものです。
日本が将来、私が昨年訪れたデンマークのような民主的な社会になるために、最も大事なものは教育だと思う私にとって、政治思想を超えてディスカッションができることがとても嬉しいです。
また、ともすると問題をあげるよりも、「誰々が悪い!」という犯人探しになりがちですが、そうではなく未来志向型の教育のすがたを、議会でなく市民の場に議員さんを呼んで話し合うということこそが重要なのだと思っています。
さらに今回素晴らしいファシリテーション・グラフィック(略称 ファシグラ )をしてくれる方も協力。
ファシグラは「議論を可視化する技術」として、議論しながら模造紙に、それを速記していく技術。
下記に昨年デンマークに行ったときの報告会を図式化してくれたものを添付します。
この素晴らしい技術をご覧ください。
これで楽しく、理想の学校のすがたをみんなで話し合えるなんて最高です。
開始時間は早いのですが、遅れての参加も大歓迎ですので、もしお時間がある方はぜひお越しください。
入場無料です。お待ちしています。
イベント概要
日時:2017年4月21日(金)18:30〜21:30(18:00〜受付)
場所:さくらワークス<関内> 神奈川県横浜市 中区相生町3丁目61泰生ビル2F
参加費:無料(カンパでのご協力をお願いいたします)
定員:50名
参加者:横浜市議会議員4名(自民党・民進党・共産党・無所属各1名)
お問い合わせ [email protected]