第422回 8月は「自分史」の月

みなさん、夏休みはいかがお過ごしでしたか?
私といえば、お盆前に開催した自分史のイベントが終わったものの、いつもと変わらず仕事に追われ、お休みどころか畑にも行けてないというありさま。
まあとにかく雨が多かったので、仕方ないところもありましたが。

ということで、休み前にご案内していましたが、8/7「自分史の日」に開催した「自分史フェスティバル2017 スペシャルイベント ターニングポイント」もおかげさまで満員御礼、大盛況のうちに終了しました。
これまでの自分史活用推進協議会が行ってきたなかでも、トークライブという形式は新しい試みということで、理事はじめみなさんが賛同・協力してくれました。

最終的には75人定員で77名参加というとてもうれしい結果。アンケートの感想も、私としては予想以上の反響をいただいたと思っています。
というのも、中には数件「ゲストは選ばれた人だと思う」というようなコメントもいただきつつ、それはそれで「こうでなきゃいけない」というものではないと思うからです。

テーマは「自分史」ですから、企画した身としては、聴いてくれる方々が今回のトークを通じて「自分はどうなんだろう」と考えてもらうことが重要でした。

「ふむふむ、すごいなー」というゲストの話を聴いて終わりではなく、聴いた人がまず自分に向き合うことから、自分の軌跡を、現在も含め客観的に考えることができると思うからです。

この「ターニングポイント」は、準備は少し必要ですが、ある程度話ができる方なら誰でもできるうえ、構造自体はとてもシンプル。
ゲストについてはどんな業界の方でもお呼びすることができます。

ただ、課題としては前述のような「どうしても自慢話に聞こえてしまう」という人はいるということ、ゲストの人選と、その人生をどう引き出すかによって盛り上がるかどうかが決まるということ。
またそれをどう理解いただけるかは、ゲストではなく、私がやったファシリテーターの腕にかかっているのだなと思います。

ともあれ、私がおもしろいと思って感じた要素を、多くの方の共感をいただけたということで、ひとまずホッとすると同時に、協力してくれたすべての方に御礼申し上げます。
第二弾はまだ未定ですが、今後も自分自身の勉強のために開催していきたいなと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。

そして8月31日(木)は、両国駅前の江戸東京博物館にて「自分史フェスティバルin江戸東京博物館」が開催。

各種自分史関連の展示や販売のほか、体験コーナーとして10:15から15:00のあいだ、4つのテーマに絞った体験講座が5クラス開講されます。
私も講師として15:00~15:45に「ターニングポイント」のミニ講座をやります。
入場無料・予約不要なので、お時間ある方、ぜひ来てくださいね。


写真提供 林健次さん 一般社団法人 自分史活用推進協議会