来週の土曜日11月17日に、相模原市地域包括ケア推進課からのお招きで、自分史活用コミュニケーション講座を開講することになりました。
対象は相模原市在住の50歳以上の方。
シニアライフを地域活動で積極的に楽しんでほしいと願う市の若い担当者が、私が所属する自分史活用推進協議会のサイトからわざわざ相模原市在住の私を見つけて問い合わせしてくれたのです。
なぜ、地域活動で自分史なのか?と感じる方もいらっしゃるかと思います。
私自身勉強するまで、自分史にたいしては「出版」「書籍」というイメージがありました。
しかし自分史は自由度と柔軟性がとても高いメソッドだと学んでみて改めて感じます。
「就活」などでも自分の過去を振り返り、強みや弱みを知るというワークはまさに自分史。
エンディングノートで有名な「終活」も自分史そのもの。
ライフスタイルを変えるうえで、自分が何がしたいのかを考えなおすための人生の軌跡の棚卸しも自分史。
また、最近では認知症の予防に自分史が効果があると、認知症予防財団が監修した「思い出ノート」が発売され反響をよんでいます。
そのアウトプットは、本だけに留まらず、映像や写真、また特にコミュニケーションの場において大きな価値をもつものなのです。
私も自分のアドバイザーの活動としては、まず本の出版よりも、お互いを深く知るコミュニケーションとして自分史の活用法を伝えたいと思っていましたので、担当者がそうした視点で自分史を考えてくれたことがとても嬉しいです。
自分史をつかってコミュニケーションすることは、自己開示と同時に相手の人の自分史についても聞くことになります。
9月に横浜で実施した自分史入門講座には、20名の友人が来てくれました。
自分史を使った参加者同士のコミュニケーションは予想以上に盛り上がり。午後4時の終了から延々10時すぎまでみなが楽しく話しこんでいました。少ない共通点の人同士を早く深く仲良くさせるのに、自分史はとてもすぐれた力をもつものだと実感したのです。
確認したところ、今回の講座には79歳の方も申込んでくれたとのこと。
私の友人のご夫妻も参加してくれるとのことで、ありがたい話です。
自分史の価値と可能性を少しずつでも伝えていきたいと思います。
みなさんもご友人の方やお知り合いにお伝えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
主人公はあなた自身です!「自分史」活用コミュニケーション講座概要
日時:平成30年11月17日(土曜日) 午前9時30分~11時50分
開場:午前9時15分~
場所:おださがプラザ 多目的ルームA
ラクアル・オダサガ4階(エレベーターをご利用ください)
住所:相模原市南区南台3-20-1
費用:無料
定員:25名(先着順)
対象:50歳以上の市民の方
申し込み:お電話で地域包括ケア推進課(042-769-9231)まで(午前9時~午後5時)
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/senior/1012496.html